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4月 01

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会員の広場 2022.04


短歌

母子像に日のさんさんと木の芽時
  三月の風仏塔に十字架に (川口 昭二)

五行歌の会

ゆっくりと
 しおれていく
その様は
 どこか似ている
生きているあかし (菅 妙子)

人生の坂
 登っているのか下っているのか
体力 脚力 持つ力
 失うものの多いなか
記憶力だけは持っていたい (友田富美子)

短歌

歩行器に身をゆだねつゝ進み行く
老ひの姿の哀しくも強し (本田 征子)

同級生今も住みたる北の街
テレビにたった五秒流れる (小西 和子)

川柳

雪の路自分の歩巾で歩きたい
春近し吹く風頬に心地良い (たかちゃん)

ふたたびの春を脊負って旅に出る
夢ひとつ画き足す老いの白い画布 (浜 正吉)

春の悩み時は流れて忘れ去る
足指つり漢方のんでスジゆるむ (ホヤ レイ)

投稿五行歌

人はみな
 己が正しいと
生きている
 仕方ないこと
人間だもの (ひろ)
エッセイ

どんぐり

私たちの生活が豊かになる一方で、今地球では二酸化炭素の増加による温暖化や熱帯林の伐採による森林破壊など様々な環境問題が発生しています。NPOシーズネットでは、社会貢献活動として野幌や当別の道民の森にどんぐりの苗木を植え、森をつくる取り組みをしています。

どんぐりが春、寒さに耐え、休眠を終え芽を出す光景は感動しますよ。

《植えつけ~植樹まで》

  1. よいどんぐりを集める ⇒北大構内とか神宮にあり。
  2. 10月頃二重重ねのポットに土を入れ、横に寝かせ、隠れる程度に土をかぶせる。
  3. 秋に根が出る ⇒ 白い根がまっすぐ伸びていた(主根) こっそり調査
  4. 落葉を敷き詰め防寒 ⇒ 11/8頃冬囲い(休眠期)
  5. 次の年5月のはじめ赤っぽい芽が出る⇒ 桜より遅い(5月連休明け~20日位)
  6. 夏、葉の真ん中から芽 ⇒(濃い緑の葉) 15~20㎝に成長
  7. 秋にみんなの手で当別道民の森に植樹予定。
  8. 成木になるのは2~3割とか⇒雪害、病気、虫や鹿・熊のお食事 自然は厳しいです。どんぐりは落ちるとすぐ虫が入る。白い5ミリほどの芋虫が住んでいるマンションのベランダは寒風が吹くので、保温の対策をしなければ生き残れないので、ダンボールや発泡スチロールの箱に入れる。 (菅 妙子)

絵手紙教室

大西孝子
サークル紹介

インターネットサークル「シーズネットギャラリー」のご紹介

長いコロナ禍でシーズネットのサークル活動も自粛を余儀なくされておりますが、会員の皆様には元気でお過ごしでしょうか。本部ではインターネットミーティングソフト「ZOOM」を使って、WEBサロン「歌声WEB」や「脳活塾WEB」が立ち上がっています。今後のシーズネットの活動に於いて作業効率的にも運営効率的にも、ネットを利用する機会はもっと増えてくると思います。

10年ほど前からシーズネットの番外サークルとして、「シーズネットギャラリー」という会員専用の展示室をネット上に開設しています。パソコン、スマホ、タブレットなどインターネットに接続できる環境があれば、どなたでも閲覧や投稿ができます。シーズネットホームページの「サークル活動一覧」などからのご訪問をお待ちしています。
・シーズネットホームページURL:http://www.seedsnet.gr.jp
・検索キーワード「シーズネットギャラリー」:https://sdnegall.exblog.jp
「世話人」佐藤 駿 Eメール:jce01274@nifty.com 携帯:090-6991-1472

シーズネット合唱団

「20年のあゆみと思い出のひとこま」 NO.10


2013年10月9日 シーズネット代表岩見太市氏の訃報を伝える北海道新聞。2013年10月4日岩見太市氏逝去。享年72歳。仲間づくり、居場所づくり、役割づくりによる「高齢者の支え合う社会の伝道者」として岩見代表の逝去を悼む記事が紙面大きく伝えられました。 

2013年11月27日 事務局による「岩見太市さんの思い出を語る会」が札幌エルプラザホールにて行われました。大勢の会員が一堂に会し、岩見代表のこれまでの数々の偉業、業績や長年の活動への感謝に溢れた思い出が次々と語られ、岩見代表の遺徳を偲びました。最後に、これからも岩見代表の事績を継承し引継いで行こうという気持ちを込め、参加者全員によるシーズネット讃歌が合唱されました。

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