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12月 31

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会員の広場(2022.1)


短歌勉強会

毎朝の課して量るや体重の
  コロナ太りに一喜一憂 (齊藤邦子)

マラソンの男颯爽と走り行く
  後ろ姿の伸びたその足 (瀧澤いつ子)

子のためと思って作ったアルバムを
  いらないと言うああ嫁ぐ娘は (土橋芳美)

公園の木陰で涼み予定なき
  夏日を過ごす座像になって (中浜 敏明)

行き合えば丸刈頭は腰低く
  あいさつ呉るる大谷野球部 (中山 寿子)

つつがなく一日暮れど日々増える
  変異ウィルスの探知機の欲し (福栄真理子)

短歌

仏塔の細き坂道日脚のぶ
  湾岸をむすぶ大橋去年今年 (川口 昭二)

五行歌の会

ゆっくりゆっくり、やって来る
  三角山を越えて、雪雲が
 まだ、月が残っているのに
  夕暮れと共に寒風が
 先陣を切って吹いてきた (塚下健太郎)

来年が
  あるかどうか
 わからない
  だからガマンしない
 八十路の私 (三村ツル)


エッセイ1

「笑って元気にシルバー川柳」

シルバー川柳は単行本など色々出回ってはいるが、全国有料老人ホーム協会が毎年「敬老の日」に向けて公募・審査し、発表している入選作品がやはり一番面白い。2001年の第1回目は、応募が3,375句、入選が24作品で、80歳女性の作品「あなたには言えない遊び軽い嘘」には、どんな遊び?と聴きたくなる。以降今年までの累計は、応募216,427句で入選は僅か437作品の超難関の傑作揃いです。

最近はコロナに関する作品も多く、「我家では濃厚接触とんとなし」には同感と苦笑い。「午後八時酒提供を止める妻」も話題に。また風刺的「マイナンバー ナンマイダーと聴き違え」は個人情報を国に把握されるのはゴメンダ、と解釈するのはこじつけでしょうか。

夫婦ネタでは、「我が家にも政権交代夢にみる」や「居ないとき妻の枕を尻に敷く」と、ちょっぴり弱腰夫の作品も。傑作横綱は「素っぴんに隣の犬が後退り」「ベンツから乗り換えたのは車椅子」の2作品か。そして21回目の今年は、過去最高の16,621句が集まり入選が20作品。その中の「YouTube履歴は演歌と百恵ちゃん」。僕の場合は、「履歴は藤純子の緋牡丹博徒」に・・・。笑いは人の薬、沢山笑って元気に過ごしましょう。

あなたは何億円当たるかな?
70代になって物忘れが多くなってきた。それと体の疲れが残るというか、取れにくくなってきた感じがする。
60代では感じなかったことである。色々な本を読むと70代が分かれ目、心がけ次第とか・・・
80代の人は更に大変らしく、前半後半どころでなく「一年一年が勝負」らしい !!
80代を元気に過ごせたら1億円当たった位、90代なら2億円、100代なら3億円くらいの確率らしい。
さあ~シーズネットの平均年齢は76歳、今が大事 !! あなたは 何億円当たるのかな? (鈴木誠治)

シーズネット合唱団「20年のあゆみと思い出のひとこま」 NO7


2012年 1/27 KKR札幌で新春交礼会が行われ祝宴、ビンゴゲーム、歌声喫茶などで楽しい年明けでした。


2012 6/26社協の福祉バス利用し石山緑地の石舞台で思いっきり合唱。その後は定山渓森の謌で食事とお楽しみ会、帰りは藻岩山の展望を楽しむなど充実した一日でした。


2012 9/14 シーズネット祭り。合唱団はアルカデルトの「アヴェマリア」三部合唱に取り組み発表。さらに賛助出演としてバイオリンとピアノのプロによる格調高い演奏があり、大きな感動を呼ぶ祭りとなりました。


エッセイ2

「WEBでサロン」事始め

シーズネットに入会して2年、「WEBでサロン」のお手伝いを始めて1年ほどになります。

もとからいずれシーズネットに入会しようと思っていましたが、具体的きっかけは、2年ほど前に開催の「団地サミット」というイベント。そのオープニングを飾った「シーズネット合唱団」に飛び入りのような形で参加し、歌ったのが楽しくて、「これだ!」と思ったのでした(笑)。残念ながら、その後のコロナ禍により、これまで、一度も活動に参加できていないのですが、、、、。

そんな中、「WEBでサロン」が始まり、「何かお手伝いをしたい」と申し出ていたのが目に留まり、特段WEBに詳しい訳ではない私が、配信のお手伝いをすることになった次第なのです。

「よっちゃんと歌おう!」や「脳活塾」などを楽しむ皆さんの笑顔を励みに、何とかやっておりますが、Zoomに不慣れな方のお手伝いをして、もっと多くの方々に楽しんでいただければとか、他のサークル活動や会議などで活用を広げられればと思っているところです。 (福田 聖治)

「ちょっとひとやすみ」

1日から一週間ほど入院した。丁度疲れと人間関係のわずらしさもあり、家族面会禁止で良かった。

久しぶりに本を読み、BSテレビでも新聞でも新発見し、自己の人生を振り返る機会を得た。食べ物は2日ほど食べられず、あとは精進料理みたいなもの。世界の貧しい国々のニュース等々見て、我々日本人の普通の生活や食事や少々のお酒は、昔でいう「盆と正月」が一緒に来たようなもの。「反省と感謝」しないと罰が当たると思った。 (ひろピー)


絵手紙教室


大西 孝子

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