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5月 01

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函館支部便り

キノコの思い出

昭和30年代50㏄のバイクに乗って友人に誘われ赤川水源地にキノコ採りに行きナラタケ(ボリボリ)を大量にゲットしたのがきっかけとなり春は山菜採り、夏はヤマベ、イワナ釣り、秋はキノコ採りと多忙な一年となりました。十年一昔とは聴き慣れた言葉ですが、50年60年前という事になると往時のことを思い出しながら語り合える友人も少なくなってしまいました。昨年は地球温暖化の影響でしょうか世界各地で異常気象により災害が発生しました。自然の恵みも天候不順による気まぐれから発生時期の偶然によって一喜一憂したエピソード各々にあったと聞いております。

山菜は大地に根を下ろしていますから、早い遅いと言ってもせいぜい十日前後の差、キノコは菌糸ですからそうはいきません。種類によっては条件が合わなければ何年もつぼみさえ出ない場合があり、たとえつぼみが出ても発生環境が整わなければ子実体(キノコ)に成長しないのです。

一昨年は高温多湿で全てが豊作、一転して昨年は高温で雨量が少なく夏(バカマツタケ、アンズタケetc)秋(ハナイグチ、ハタケシメジetc)のキノコが不作でナラタケ類は爆発的に発生して大豊作と(函館キノコの会会長石垣氏談)小生、山菜、キノコの豊作を期待して週一日デイケアに通い毎日欠かさず腿上げ運動を行ってシーズンに備えている毎日です。 (斎藤 誠一郎)

老と戦っている今日この頃

新しい年を無事に迎えることが出来ました。昨年は色々な事があり私少し自信がなくなりました。

外出から帰りマンションの中に入る事が出来ません。鍵を落としてしまったのです。二人の妹にそれぞれ合鍵を渡してあるので私の所から一番近い妹の所まで車で行き合鍵をもらいようやくマンションの中に入る事が出来ました。

又、ある時は老眼鏡の片方のレンズが無いのに気が付き家中を探したのですが見つからず、新しい老眼鏡を作る事になりました。2週間もかかるとのこと、その間私は片目しかないレンズの老眼鏡を使いとても大変でした。これからも色々な事があることでしょう。
ある本によると

  • 自分はまだまだ若いと本気で思うだけで脳も体も若くなるそうです。
  • 三大NGワード「老けた」・「歳をとった」・「若くない」と思わない事

先日、新聞の見出しをちょっと見ました。小説家の佐藤愛子さんはもう老と戦う事を終わりたいとか

私はまだ八十代、もう少し老と戦って色々楽しんで行くつもりです。 (鳴海 昌子)

麻 雀

昨年23年ぶりに友人の墓参りをしました。亡くなった友人の奥さんと二人、真夏の太陽がギラギラと照りつける日でした。個性的な友人で亡くなった時も奥さん以外の女性と一緒でした。それが理由という訳でもなく、なんとなく23年間ご無沙汰してしまいました。

23年ぶりの彼女は昔のような上品さと、美しさを残しており、それが妙に安堵感、懐かしさ、そして寂しさ等、言いようのない気持ちになりました。

海外旅行、友人と週一での自宅麻雀、など日々楽しく暮らしているようです。麻雀は本当に性格が良く出ると、笑いながらつぶやいた一言に(遠い昔)亡くなった友人と飲んでいた時、誰も居なくなった雀卓を見つめての彼の一言が(同じ台詞)だったことが、ふっと私の脳裏をよぎりました。

そうです、その日は私が大負けした日でした。 (澤田 久男)

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