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12月 01

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シーズネット京都

高齢になって向上するもの

~新しい高齢化社会を楽しむために~

最近、NHK TVによると京都府では、100歳を超えた老人は1699人(男性180人、女性1519人)とのことです。このように、わが国の100歳人生は現実の時代に近づいているようです。このあいだまで50歳人生と言っていたのが、最近の医療技術の向上と食糧事情の好転等により、100歳人生が当たり前の時代になりそうです。そうなれば、今までの我々の常識・習慣・考え方もそれに応じて変えていくべきでしょう。

自然界でもこのところ、台風や地震が想定外の大災害をひきおこしております。これも新時代の予告かも知れませんね。人間は歳を重ねるとともに、目や耳や足腰などの機能が段々衰えてくることは誰しも体験しております。しかし高齢になるにつれて向上して来るのもあります。それは、少々不満なことがあってもあまり怒らなくなり、許し合うようになって、気持がゆったりしてくることを体験する人は少なくないでしょう。

そこでもっとそれらのことを意識して高めるとともに、物事に対する考え方や接し方、さらに人間関係においても従来とは異なった新しい考え方・見方が必要になります。そして物事に関する自らの価値観を意識的に変えていくことが大切です。そのため、近くやって来る認知症社会に対応できるよう、私たちは準備しておく必要があります。シーズネット京都ではそれらのことを考慮していろいろな活動を計画してまいります。 (理事長 村田 忠)

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