生きているとは~気も体もしっかり動かそう~
生きているとは、気も体も常に動いていることだと最近私は思うようになりました。ここで気が動くとは、日頃出会った物事に対応した感動ができることであり、さらに自分で思い(志)を作り、そして体を動かしてその思いを、実現するべく常に努力していることです。
現在、何もすることがないと思うと、寒い日などは午前中寝床から離れない。しかし人と何か約束があるとか、シーズネット京都で何か興味のあるサークルがあれば仲間に出会えると思って、少々寒くとも朝から出かけていきます。その気になり体を動かせば、そのことが結果として体全体が元気になってくるようです。
静かに過去を振り返ってみると、中学時代や高校時代、友達間で秀才だと言われていた友人がいい大学に進んだものの、その後、あまり優れた仕事や会社や社会に何か記憶に残るような貢献や活動をしたということはあまり聞かない。それらはきっと本人が長く連続して自らの気や体を有効に動かさなかったからだろうと思います。
なるほど、少々人より頭が良くとも、人間とは結局のところ、運・鈍・根で、少しづつ自らの思いを達成
するためコツコツと地味に努力を続けて行くと、その思いがいつしか目に見える形になるようです。
理事長 村田 忠