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9月 01

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アクティブシニアとは?

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

暑い毎日が続いております。皆様、体調にはくれぐれもご注意ください。熱中症対策は、いうまでもなく水分補給と暑さから身を守ることです。お出かけの際は日傘や帽子をお忘れなく。

さて、私は、北海道NPOサポートセンター(全道のNPOを支援する団体で、シーズネットも立ち上げの時と、認定NPOを取得する際に大変お世話になったところです)から依頼があり、「アクティブシニアのための地域活動デビューセミナー」の講師を務めることとなりました。全道10か所で8月~10月にかけて実施しますが、札幌地区は8月31日(金)の14:00~16:00にかでる2.7の大会議室で行います。

そこで、この頃よく使われるようになった「アクティブシニア」という言葉ですが、一体どのような状態の人を指すのでしょうか。ここでは、今話題のチャットGPTに聞いてみました。以下、チャットGPTの回答です。

『「アクティブシニア」は、日本においては2000年代から使われ始めた造語で、高齢者の中でも健康で社会的に活動的なシニア層を指す言葉として使われています。アクティブシニアは、定年退職後でも積極的に趣味や仕事、ボランティア活動などを通じて社会参加を続ける人々を表現するために用いられることがあります。』

なかなかしっかりとした回答でしたが、まさにシーズネットの目指すところと合致しています。つまり、シーズネットの会員はアクティブシニアの集団といっても間違いないでしょう。

では、なぜアクティブシニアを目指すのでしょうか?また、チャットGPTに聞いてみると(1)健康維持と長寿への願望、(2)社会参加と活動の喜び、(3)知識やスキルの維持・向上、(4)ストレス軽減とメンタルウェルビーイング、(5)家族や社会への貢献、(6)自己満足感と幸福感、の6点を挙げてくれました。それぞれの項目ごとに長い解説があるのですが紙面の都合で省略します。

私は、これらに加え、(7)他者との縁、というものをあげたいと思います。社会参加というのは、極論すると「人と交わること」です。他者と共同で何かの目的に沿った活動をすることで他者への理解が深まります。アクティブシニアの活動の中で生まれる他人との縁という社会資源が、仮に「要介護状態になっても活き活きと暮らせる」という生活を支えてくれる可能性が高くなります。アクティブでなかったらダメという全否定は避けたいものです。心や身体の状況によりアクティブになれなくてもいいのです。他者との縁は、生涯の宝となると思います。それを得るためにも、元気なうちはアクティブシニアを目指したいものです。

そのためにも、自分の健康状態や体力を知ることが初めの一歩です。冒頭のセミナーでは、セミナー後半で、札幌西円山病院のご協力を得て、リハビリ専門職による体力測定や体操、看護師による健康相談等もあります。ご参加をお待ちしております。

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