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6月 01

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読者の広場(2023.6)

短歌

欲望の極みに立ちしプーチンよ
 君も人の子見えぬか今が (本田 征子)

百年塔の日毎に解体されゆくを
 見守るのみと友は言いおり (小西 和子)

川柳

あこがれの洋館今はツタが住み
 術後の目人の心が透けて見え (田村ノブ子)

パレットの明るい絵の具一人占め
 掌の上で踊った挫折感 (浜 正吉)

現代短歌
造る人使う人あり捨てる人
 プラごみ食す命の汚染
アスファルト走る幼な子
 その足に泥はね遊ぶ土は (森 真佐子)

エッセイ

サッポロ・ジューン

6月がやってきました! 私の好きな札幌の6月がやってきた!

札幌在住の作家:林心平氏(作家:立松和平氏のご子息)は札幌の6月を自著の中で次のように言っている。

「そして、6月がやってきた。いつのまにか春はどこかへ行ってしまい、そのあとに来るはずの梅雨は気配も見せず、まさしく初夏と呼ぶにふさわしい、緑の季節がやってきた。(中略)さわやかな風が吹きわたる至福の気候だった。」そして林氏は札幌の6月の気候を「サッポロ・ジューン」と呼ぼうと自著で呼びかけた。

林氏は「ちっとも普及しなかった」と自嘲気味に語るが、そんなことはない。私は6月が巡り来るたびに「サッポロ・ジューンがやって来た!」と歓びに溢れて山へ、野原へと戸外へ飛び出していく。札幌の6月は寒くもなく、暑くもなく、そして日は長く戸外での活動に絶好である。

アクティブシニアの皆さん、「サッポロ・ジューン」の空の下、戸外へ飛び出し、札幌の6月を満喫しませんか!? (丸尾 清一)

俳句

俎板に旬の一品夏のイカ
 大学の池塘に遊ぶ通し鴨 (川口 昭治)

花冷や少し熱めの緑茶入れ
 八分咲き狭庭いろどるクロッカス (渡辺セツ子)

五行歌の会

嘘をついた事ある?
 孫にきかれる
  爺爺は無いと即答
 婆婆はありますと即答
  小さき者侮れぬティタイム (澤田 節子)

ステキ!
 新球場
  入場料もキャッシュ駄目?
 ジジ・ババ来るな
  と、言う事か! (西村 芳光)

「会員のひろば」8年経過報告とお礼

2015年から始まった「会員の広場」への投稿ご協力大変ありがとうございました。
お礼を兼ねてご協力頂いた方の氏名 (あいうえお順) を掲載させて頂きます。
これからも月一回の『通信』を通して「シーズネット」、「サークル活動」、「社会参加」と繋がっていることで安心しますね。
今後も、投稿を楽しみにしている会員の為にご協力をお願いいたします。


秋山みゆき、阿部良明、荒木岳、石川哲也、板垣町子、伊藤田鶴子、岩見史香、上野征支、上村美雄、浮草、内田登志子、江崎弘子、太田寛、大塚健太郎、大西孝子、大野一、大林良子、近江和子、沖野孝、小野弘子、小野寺芳子、柿沼英樹、笠谷明司、川口昭治、菅妙子、菊池佐和子、岸本重代、木村祐子、キョーコ、清田実、国光正英、小西和子、小畑和子、小林貴光、こひつじ、小町、今哲朗、斎藤淳子、斉藤邦子、桜井幸司、佐々木政治、佐々木成江、佐々木良子、佐瀬恭子、佐藤惠子、佐藤駿、爽子、澤田節子、澤田信子、篠塚正徳、篠田秀子、清水重量、清水隆夫、鈴木勝夫、鈴木誠治、鈴木宏子、関口美津江、たかちゃん、田上均、瀧澤いつ子、竹内香代子、田中道子、田中美智子、田林房子、田村信子、田村ノブ子、チッーリップ、塚下健太郎、月縄一雄、坪川真紀子、鶴羽国雄、寺島しのぶ、土橋芳美、友田富美子、ドラ、ながさわけい、中浜敏明、中村あき子、長屋英子、中谷紘子、中山寿子、浪岡豊明、南雲勝子、西原桂子、西村みどり、西村芳光、浜正吉、林真佐子、久子、肥田町子、ひろ、ひろピー、ふきのとう、福栄真理子、福田修子、福田聖治、藤井憲雄、ペンネームS、細矢俊弘、ホヤレイ、本田征子、松原久子、丸尾清一、三浦慎治、ミニトマト、三村ツル、宮岸和子、森薫子、森川勝彦、森下良子、森真佐子、柳正、山内進、山口紀子、山崎礼子、山本満里子、雪だるま、横山慶香、横山悦子、吉田綾子、レモン、渡邊一栄、渡辺セツ子 

(2015年6月号~2023年5月号迄 計123名 敬称略)


これからもご協力をお願いします。
又氏名の掲載されていない会員の皆様には、ぜひ参加(投稿)して頂きたいと思います。(広報責任者 笠谷明司)

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