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12月 01

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シーズネット20周年記念誌をお手元に

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

今年はシーズネットが20周年を迎えた記念すべき年です。人間でいうと二十歳、大人の仲間入りをする年ですが、シーズネットはそれだけ立派に成長したのでしょうか?ともかくも、今までの歩みを記録に残しておくことは大切なことでありますので、20周年記念誌を発刊することとしました。この通信と一緒に送っておりますので、お手に取ってご覧いただければ幸いです。

10周年、15周年についで3回目の記念誌発行となりますが、前の二つの記念誌はどちらかというと事務局主体で編集したのに比べて、今回は春に記念誌作成実行委員会を立ち上げ、会員の皆さん9名で何度も集まり議論をして編集作業をしました。その分、手作り感が強く出ていて、「みんなのメッセージ」には会員の皆さん106名から写真付きで心温まる近況報告など寄せていただきました。コロナ禍の中でもみなさん元気にご活動されている様子がわかり嬉しく思います。みなさんのお友達の方もたくさん登場しているかと思います。恥ずかしながら、私もこのメッセージを見て、顔と名前が一致した方も何人かいました。

また、表紙写真は今回初めて会員の作品を採用しました。清田実さんが撮影した写真は、テレビ塔をバックにシーズネットがボランティアで手をかけている大通り花壇とその標識がメインに映っており、まさに札幌市に根付いたシーズネットを象徴する表紙となりました。

15周年記念誌に続き印刷費の捻出のため協賛広告を募りましたが、24社の法人・企業のご協力を得ました。また、初めての試みですが、個人協賛も呼びかけ78名のご寄付をいただきました。

さらに、鈴木直道北海道知事、秋元克広札幌市長からも、身に余るご祝辞をいただきました。シーズネットの日頃の活動が行政からも注目されていることは嬉しい限りです。
さて、20周年を迎え私どもがこれから目指すべき道は、記念誌に寄稿させていただきましたのでお読みいただければと思います。

2001年に法人が発足した時は、南6条の古色蒼然とした3階建てのビルの3階に事務所を構えました。ギシギシと音のする階段を4人がかりで大きなテーブルを運んだことが思い出されます(重かったなあ)。そのテーブルは、今もシーズネット事務所のセンターでどんと存在感をアピールしています。岩見さんも好きだったそのテーブルが、今後のシーズネットの種から花への育ちを見守ってくれることでしょう。

末尾ですが、「みんなのメッセージ」を寄せてくれた会員、写真提供、協賛などでご協力いただいた皆様、そして記念誌作成実行委員会の皆様に、深甚の感謝を申し上げます。

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