老人のささやかな幸せ ～その三つの条件とは～
今年の年賀状を、年賀切手の当選番号をチェックのため再度ゆっくり読み返しました。そこで親しい友人の年賀状の文章が私の眼に飛び込んできました。それには、老人のささやかな幸せとは次の三つことが大切であると漫画とともに書いてありました。
- 毎朝元気で起きられること。
- その日にすることがあること。
- 笑顔で話し合える仲間がいること。
このようなことが日々あれば、老人として、毎日感謝して幸せを感じております。
これらの条件の一つひとつは些細なことであっても、我々は歳を重ねていくと、これまでの友人･知人は段々と少なくなり、寂しくなっていきます。
しかし元気で明るく、謙虚な態度でいると、少しずつ新しい友達が出来てくるようですね。そしてその周囲には幸せなやさしい爽やかな風が吹き、ささやかな幸せを感じることができるようです。
私もこれから努力してこれら三つの条件を意識して日々を送るつもりです。この年になると、大きい幸せより、小さくても長続きする幸せを欲しがるものですね。
そしてまた、「幸」という文字の形は、辛抱の「辛」をじっと耐え続けて土の上に芽が突き出たのが「幸」になるのだと或る老人から聞いたことがあります。
皆さんもこれらを参考にされてはいかがですか。 (理事長 村田 忠)
