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9月 01

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シーズネット京都

人こそ人の鏡

~人の心の鏡とは~

人こそ人の鏡、これは中国の古典にある言葉です。

「君子は鏡みずして、人に鏡みる。水を鏡すれば、面(おもて)の容(すがた)を見る。人を鏡すれば、すなわち吉と凶とを知る」と続きます。その意味は、君子は自分の姿を水鏡で見ないで、人を鏡として反省すると言います。

すなわち、水に影を映したのでは、自分の姿の外面が見えるだけですが、人を鏡とすればこれからの自分人生生活における、さまざまな行いの吉凶を知る事が出来ます。

他人の言動は、自分の身を修める為の最上の手本になります。他人の行いを見て、自分の行いを直すことの格言として「人のふり見て我がふり直せ」と言うのがあります。

現在でも他人のことを汚い言葉でののしって自己をあまりかえりみない人もいるようですが、残念ですね。そして健康で元気な高齢者にお話しを伺うと、そこにはご自分の心と体にある程度のストレスを意識的に与えて人生の目標に向かって努力されているようですまた以前に紹介した「元気高齢者10ヶ条」にあるように、家庭や地域で役割を持って人々から必要とされている時、人は輝き、体も元気になっていくようです。

人間は「何か苦しみや悩みあることは生きている証」さあ~皆さんもこのように思って努力してみませんか。 (理事長  村田 忠)

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