「地震・雷・火事・水害?」
~ 怖いものの たとえ の 変化 ~
7月7日頃、、西日本を数日間も襲った豪雨は中国・四国・近畿地区、とくに広島県・岡山県・愛媛県・京都府の一部に大地滑り、川堤防の決壊等による大被害を与えました。このところ自然界に異変が起きているのではないでしょうか。
とにかく災害の程度が従来の想定をはるかに超えており、それが常態化しているように思えます。
私は幼稚園児の頃、こんな体験をしました。
それは郷里、徳島市に豪雨があり、近くの新町川が氾濫し、洗濯用のタライに乗せられて向かい側の県庁のビルに逃げ込みました。
このようにみると、私たちの若い頃のたとえで、怖いものは「地震・雷・火事・おやじ」と言っていたのが、おやじは高齢化にともない、頭脳と身体が衰え、収入も減少し、家庭内での存在価値が薄れて、いつの間にか怖いたとえから消され、怖いもののたとえは「地震・雷・火事・水害?」と 言われるようにになるでしょうね。 そこで高齢になった男性は一人でも充分生きていけるよう、頭脳と身体そして心をしっかり鍛え、災害にも備えて行くことが必要です。
そして具体的には、先ず各家庭に配布されているはずの地区別の水害と自身に関するハザートマップに目を通して常に災害に備えることが大切です。 (理事長 村田 忠)