NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人
北国にもようやく春が来て、ウキウキするこの頃です。花の彩りを探していつもと違う道を歩いたりするのはやっぱり春のせいなのでしょうね。
さて、春といえば新年度。シーズネットも、昨年度の事業の総括を行い、今年度の事業計画と予算を立てて、会員の皆さんにお諮りしなければなりません。総会の日程は決まっていて5月30日（火）13:30から、わくわくホリデーホール（市民ホール）で行います。
今年度は、皆様から寄せられている様々なご意見ご要望を踏まえ、シーズネットの未来を展望した活動方針を打ち出したいと考えておりますので、是非、総会にご参加してご意見等を頂ければと思います。
昨年アンケートなどを通して皆様からご意見を頂いた項目を大まかにまとめますと、次のようになります。①入退会の情報把握、特に退会の事情を分析し改善につなげる、②サークル立ち上げやボランティア活動などの相談窓口の設置、③会員の特技や資格などを把握してボランティア活動などに役立てる、④地域ごとの会員交流の場づくり、⑤広報活動の拡大、⑥サークル活動のＰＲや、サークルが他団体イベントに参加するなどの取り組みなどです。会員管理、事務局体制、サークル推進体制等様々な課題が出てきております。これらの課題にいっぺんに取り組むのは至難の業ですが、できる範囲からシステム化して行きたいと思います。
シーズネットの弱点は、事務局も含め全てがボランティアで運営しているというところで、収益事業を行っていないので仕方がないのですが、組織としてのマネジメントを遂行するのが難しい組織であることです。まあ、逆にそこが、「皆が組織に縛られず好きなことをして楽しんでいる」というシーズネットの魅力でもあるのですが。
ただ、会員も1000名を超えて図体が大きくなってくると、そうも言ってられなくなってきており、やはり、マネジメントできる組織を目指さなければなりません。そのためには、将来像を描く必要があります。シーズネットの理念である「仲間づくり、居場所づくり、役割づくり」を掲げて、中長期計画を策定する年にしたいと考えておりますので、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
また、今回の総会終了後には、今年実施しなかった新春交礼会の代わりに会員交流会を行う予定です。市役所18階のレストランで、札幌市内の眺望を楽しみながらシーズネットの未来を語り合いませんか。
