シーズネット京都の軌跡
~「想い出」特集号~
シーズネット京都は2001年、京都市に岩見理事長による任意団体としてスタートし、翌年2002年にNPO法人となり現在にいたっております。その間、山あり谷ありの中、会員皆様のご協力・ご支援を頂き、お陰さまで22ケ年間の長きにわたって活動を続けることができました。そして、会員は一時400名ほどもあり、サークル数も50余りなったときもありました。そして2016年11月には「NPO法人シーズネット京都15周年式典」をひと・まち交流館で盛大に開催できました。今思えば、その頃がシーズネット京都の活動の頂点であったようです。
その後、役員間の意見相違がもとで分裂騒ぎが起こりましたが、新しい活動としてサークル活動にパソコンを使ったZoom技法を取り入れたり、京都橘大学の授業支援活動を行い、社会貢献するという新分野にも進出しました。しかし高齢化の会員の著しい退会が続き、現在の会員数は60余名となりました。
そして残念なことにリーダーの病気入院、会員活動のお世話を担当する役員たちも高齢による体力・知力・気力等が衰え、更に契約書に基づき事務所を撤退する事態となりました。そこで理事・役員たちと相談し、NPOを返上する方向に話が進んでおります。そのため各サークルは互いに連絡を取り合って、できるだけ自主的に活動を実施願います。そして今後は会員・関係者のおもいを述べた「想い出」特集号としました。正式には6月を予定している総会で決定されることになりますが、このような事態になったことを役員一同心からお詫びしてお知らせいたします。 (理事長 村田 忠)