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4月 01

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シーズネット京都

私の中に仏さまがいる ~「私」の文字形の中に「仏」~

このところ京都では度々大雪に見舞われ、寒い日が続いています。早く暖かい春とともに、京都でも2千人を超えるコロナ感染者のコロナ禍がなんとか終息してくれることを願っております。

さて過日、NHKの放送を聞いていると、或るご婦人が「死ぬまでに、生きている意味が知りたい」と言っていました。そのことについて思い出すのは、若いころ読んだ本に「人はこの世に魂を磨くために生まれてきた」とありました。また思うに動物としての人間は、他の動物と同様に、「食料を求め食べて、子孫を作り、連綿と繋いで一生を終える」ものだ。

またこれまで高僧が「仏さまは人間の中にいるんだよ」とよく言われてきました。そして最近気付いたことですが、「私」という文字を見てください。なんと「仏」という文字がその中にるではないですか。皆さんもゆっくり文字を眺めてください。
「私」という文字を造った大昔の学者はそこまで意識していたかどうかは分かりませんが、私はなるほどと感心することしきりでした。

これからは「2月つうしん」の巻頭語での「地獄と極楽」にあるように、周りが幸せにならなければ自分も幸せになれないと思って、仏の心で日々の行動を行うことの大切さを知りました。これらのことを意識して、私たちのシーズネット京都の目標としている「仲間づくり」・「役割づくり」・「居場所づくり」を各自、自分(私)の中の仏の心を強く意識して日々行動に励みましょう。そうすればキット幸せな老後の生活が送れることになるでしょう。 (理事長 村田 忠)

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