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3月 01

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会員の広場(2022.3)


短歌

移りゆく視界は常と思へども
 命にしみる雪の白さよ (本田 征子)

雪の夜点滅しているクレーンの灯
 わが住む街を見守るように (小西 和子)


川柳

国民に夢を与えるアスリート
雪深し早く来い来い春近し (たかちゃん)

新芽吹く花の寄せ植え水注ぐ
この先の自問自答に明日は明日 (浜 正吉)

編物しゆったり過す日曜日
川柳チョコ食べては考える (ホヤ レイ)


投稿五行歌

スマホは
 使うもの
一時も
 離せない
あなたは 猿? (ひろ)

エッセイ

「通信と会員の関わり」

先般、20周年記念に発行された「きずな」16ページには、広報欄で「通信」について全項目の案内がされて居りました。私達会員は「通信」を通じてシーズネット仲間のつながり、社会とのつながり等々居場所を得ています。

コロナ禍の今はサークル活動や行事参加が出来ない分、ますます「通信」が大切になっているように思います。毎月の「通信」には、各会議の報告や会員のひろば(投稿)、姉妹シーズネットのお話や旭川・函館の活動もあります。又推進会議には各サークルのリーダーが出席し、意見交換、質問、発案をしたりシーズネットの現状、行事予定等議題になります。会員の皆様が「通信」にどのような関心をお持ちなのか、私自身把握しておりませんが、多くの方々はシーズネットに入会したことで、中高齢期の活動拠点を得、4つの理念を理解されて、充実の日々をお過ごしの事と思います。

過去には、私も事務や「通信」発送のお手伝いをさせて頂きましたが、現在はただ会員の平均年齢を引き上げるばかりで不甲斐なく思っています。以前他の団体で会報作成から発送迄の仕事をした経験から「通信」担当の皆様のご苦労は承知しておりますので、今は感謝をもって読ませて頂いております。
他の会員の皆様も届きましたら担当者のご苦労を考え、しっかり読んで頂きたいと思います。最近の会員減少も淋しく思っていますが、何より早くコロナ終息を祈るばかりです。         (宮岸 和子)

child penalty

直訳すると「子供の罪」となる言葉を、立命館大学桜井啓太氏は「子育て罰」と和訳した。
こんな言葉があるとは、知らなかった。確かに、現在は社会のあらゆる場面で子供を育てること自体、あたかも罪を与えるかのような政治、社会慣行、人々の意識であるように思われることが多い。
具体例として、働こうと思っても乳幼児の保育施設が足りずわが子を預けられない。保育所・幼稚園を建設しようとすれば近隣住民(主として年寄り)から、うるさいと反対される。

いじめは相変わらず無くならない。ヤングケアラー問題。ダブルケア(育児と介護)による疲弊。義務教育にお金がかかりすぎる。教育の実質的無償化はいまだ達成されず。国立大学をはじめ高等教育機関の納付金が高く、奨学資金の金利が高い為,貧困による教育格差が益々大きくなり、職業選択の多様性が失われる云々。加えて、国と地方の借金は年々増え続け、国民1人当たり約1,000万円。子供たちの負担が将来にわたり、ますます大きくなっていく。いつの間に、子供と子供を持つ家庭に冷たく厳しい社会になってしまったのか。先般、ユニセフによって「子どもにやさしいまちづくり事業」の実践自治体に日本として初めて安平町、ニセコ町他3市が選ばれたのが一筋の光である。爺は何かできる事が無いのか?孫や子供に。少なくても「子育てボーナス」となるように。 (沖 野  孝)


短歌

記念碑をたっぷり囲ふ雪の嵩
 茜雲山にとどめて鳥帰る (川口 昭二)

五行歌の会

ニースから10年
 競技生活最終章
華麗に力強く神秘的
 氷上のスーパースターに魅せられて
この時代に生きる幸せ (山崎 礼子)

自分らしく生き
 八十のドラマを演じ
絶品人生
 全八十曲の夢見た
ミニアルバム (浜 正吉)


シーズネット合唱団「20年のあゆみと思い出のひとこま」 NO.9


2013年 9/1 シーズネット主催、厚別第2もみじ自治会共催で「なないろテント」が開催され七色の風船を空高く飛ばしアコーディオンのよっちゃんとシーズネット合唱団のコラボ演奏があり子供から高齢者までが大勢集い楽しみました。

2013 10/19 岩見沢での空知支部10周年記念式典行事に合唱団が応援参加。札響のバイオリニスト大平まゆみさんの演奏もあり身近に素晴らしい生演奏を堪能しました。

2013 9/27 祭り。誰にも懐かしい「鞠と殿様」を自作のシナリオに沿い、団員達手作りの舞台装置と衣装で歌あり、踊りあり、演技ありの豪華な発表になりました。ピアニストの小泉香織さんの賛助出演があり、ショパンやドビュッシーの名曲が次々と演奏され、祭りが格調高く盛り上がりました。

絵手紙教室

澤田 信子

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