コロナ禍でも心身健康に!
先日、北海道新聞にシニア世代へ向けた普段の生活上の「心と体の健康づくりのポイント」の記事が載っていました。それによりますと地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターが公表した、要介護の発症、重症化を防ぐためのポイントとチェック項目によって心身ともに健康を維持するよう薦めています。
同センターによると、冬に向け新型コロナウイルス感染拡大やインフルエンザの同時流行が懸念される中、マスク着用、手洗い消毒、3密(密閉・密接・密集)回避の予防策に加え、チェック項目を活用して、今日から出来る事を「一人一人が実行してほしい」と呼び掛けています。ぜひ皆様も実行してはいかがでしょうか。 渡島地方も感染者が増加してきており、私達も残念ながら多くの活動を自粛せざるを得ない状況になっており、心身共にストレスを感じ、知らず知らずのうちに認知機能の低下や身体機能の低下によるフレイル(虚弱)と呼ばれる状態に陥る懸念があります。そうならないよう前記のチェックポイントリストを活用し、日頃から気を付けたいものです。
コロナ禍の健康づくりチェックポイント(シニア世代向け)
運動口腔ケア
- 座っている時間を減らす
- 食事の前に「お口の体操」
- 毎日筋トレとストレッチを
- 毎食後、寝る前に歯磨き
- 3密を避けて日中に散歩を
- 水分補給もお口の手入れ
食事心の健康
- しっかり食べて低栄養を予防
- 人とのつながりを大切に
- 毎食たんぱく質のおかずをとる
- 心のリフレッシュを
- ビタミンDの多い食事と日光浴
- 困ったときは支え合い
令和3年が始まりました。昨年はとにかく暗いイメージの年でしたので、今年は一つでも多く明るい話題が多い年になると良いですね。今年はうし年ですね。牛には4つの胃袋があります。それぞれの働きがあるようですが、食べ物を消化する事にはたけているのではないでしょうか。
最近世界では、コロナの他に食糧危機に面している地域が増えています。その一方、日本では毎日まだ食べられる食品が多数廃棄されている現状です。毎日世界で何千人もの人間が飢餓に苦しみ死んでいっています。私達に出来る事は、毎日の食事が美味しく食べられることに感謝し、残さないようにする事しか出来ませんが、それを実践する事が少しでも役立つかもしれません……。 (大竹 成三)