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10月 01

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シーズネット京都便り


生きよう今日も喜んで ~元 京大総長の語録から~

今回取り上げる「生きよう今日も喜んで」の言葉は神経解剖学の研究では世界的な権威者で教育者でもあり、90歳の天寿を全うされた元京大総長の平澤興先生の言葉です。先生の語録が最近「致知出版社」から発行されました。その中から興味のあるものを幾つかご紹介いたします。
「人生において人に喜びと希望をあたえることが最高です、あなたは自信をもって堂々とこれを実行してください」、「朝に希望夕べ感謝」、「人生に無駄はない」、「年をとって、あまり賢そうでは一人前ではない」、「長生きの秘訣は、うまく食べ、うまく寝て、うまく働き、腹を立てるなということである」、「本当に人生を楽しむのは80歳からである」、「すべては人生の大芝居の一役を演じているだけだと思えば、何を見ても、何を聞いても面白く、心の楽しみになる」。「よいとか、わるいとかは簡単なようだが、なかなかむつかしい、自分の経験からくる判断だけに囚われてはならぬ」、そして私の最もすきな言葉は「人生はニコニコ顔で命がけ」です。先生のお墓が京都の哲学の道の、法然上人ゆかりの法然院にあることがわかり、過日私は先生のおりに墓参りに行ってきました。

そこには京大の先生や阪大の総長や先生方のお墓、そして「細雪」の谷崎潤一郎、さらに有名な画伯等々のお墓が並んでおりました。そこは俗世間と隔離した静かで敬虔な雰囲気のある場所でした。

理事長 村田 忠

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