生きるとは
~最近おもうこと~
つい最近、105歳の天寿を全うされた日野原医師の言葉に、「生きているとは、自分が自由に使える時間をもっていること」というのがあります。そして、その時間は自分のためだけでなく、世のため人様のためにも使わなければ勿体ないとも言っておられます。
私は企業時代、技術者として機械の設計や製作に携わっておりました。そしてなにか機械を作る場合、まずその機械の働きや仕事を考え、次にその機械の動かせる期間(寿命)を考えて材料や形状をきめて設計しました。この考えで行くと、我々人間の場合、サムシンググレイト(神のような創造主)が、まず人間の働きを考え、同時に動ける期間(寿命)を考慮したと思われます。
そしてその元気に動ける期間は多分80±5年ぐらいと考え、その働きとして「人間界の住む環境を、少々意見や考えが違っていてもお互いに協力しあって仲良く平和で住みよい社会をつくって、人間ともども幸福になるよう努力しなさい」と人間をつくられたように思うのですが・・・。会員の皆様はどう思われますか。
現在の世界を眺めると、あちこちで憎しみ合って争っているのを見ると人間の創造主は悲しんでおられると思うのですが・・・。自分が自由に使える時間を自分のためだけに使うのはなんだか勿体ない、世のため人のために少しでも時間をさいて使い、お互いが笑顔になることが人間の幸せにつながると私は思います。
理事長 村田 忠