平成28年度総会記念講演会の感想「訪れる生老病死平等に」
人の病は、地位名誉権力財力にまったく関わりなく訪れます。予期しない病気や事故などに遭うと誰も不安や恐怖に駆られます。普通、適切な処置で全快すれば問題ないのですが、吉川さんのように人生の大半を難病とともに送られたということは珍しいケースだと思います。しかも一病も二病も共にされながら、幸せな家庭生活はもとより、グローバルな社会活動まで羽ばたかれたということは、とても誰にも出来ないことです。優れた近代医療チームの力と、ご本人の柔軟な信念の賜物と思います。
吉竹 三和子