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4月 01

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会員の広場(2021.4)


初級川柳教室作品

夢のごと子に支えられ生きた日々
  箱根路を我も手に汗タスキ継ぐ (伊藤田鶴子)

まっさらの手帳に夢を散りばめる
  夢の中年をとらない君が住む (江崎 弘子)

現実と夢の境目紙一重
  繰り返す同じ日々こそ愛おしき (森 真佐子)

鍋かこみ笑った顔が忘られず
  前頭葉元気元気と言いきかせ (小野寺芳子)

フレイルか散歩で膝が笑ってる
  ワクチンと春の陽を待つ我が身かな (塚下健太郎)


川柳

希望を持つ春がくれば花も咲く

数えてみる今日はいいこと何個かな (ホヤ レイ)


俳句

地に響く伏流の音春兆す
  教会の小窓の明かり春日和 (川口 昭二)

五行歌の会

窓口で年齢提示
  分かるもの探しいれば
 「見ればわかります」
  どうぞだって
 見合わす目が笑ってる (友田富美子)

認めない「敗北」
  言い逃れる「桜」
 見苦しい
  悪あがき
 晩節を汚さぬように (西村 芳光)


エッセイ

雀の知恵

 北海道大学の構内を散策することをほぼ、日課としています。
 構内は、ご承知の通り広大であり、四季折々の自然も豊かで、開拓時の原生林もわずかながら、保存されています。
 春は、キバナノアマナが、黄色一面の絨毯になり、続いてイチゲ、ニリンソウ,エゾエンゴサク、エンレイソウ等が、咲き乱れる。(ここだけの話、カタクリも咲きますよ。)睡蓮咲き、オオウバユリが咲き秋には銀の種子が舞います。
 勿論、梅、桜、つつじ等も咲き、秋はモミジ、カバ、桜、メタセコイヤの紅葉、特にイチョウ並木の銀葉は素晴らしい。
 オシドリが子連れで、大野池やサクシュコトニ川を泳ぎ回っています。エゾリスが一家で芝生を走り回り、楡の木を登って行きます。
 冬は、エゾリスの足跡を探し、ヤマガラのさえずり、アカゲラのドラミングに耳を傾けます。
 ある夏の日、ポプラ並木の東側の水田の圃場で、一面に張られた鳥除けの網に沿って一列に並んでいる雀の集団を見つけました。網下の稲穂までは50cm以上あります。
 その様な状態が4~5日続いたある朝、雀の集団は防鳥網の中央に集まり、その重みで網は大きくたわみ、稲穂に接している状態になっており、雀は自由に稲穂を啄んでいます。

 この状態を北大事務局に連絡しようかと迷いましたが、見なかったことにしました。

 北大さん、いつもお世話になっているのに、ごめんなさい。

 雀の知恵(?)に軍配は上がった。 (沖野 孝)

シーズネット合唱団「20年のあゆみと思い出のひとこま」 NO1

 合唱団、今年は4月から10月まで休会の予定となりましたので代わりに通信紙面に余裕あるとき、懐かしい活動の思い出の一コマをシリーズでご紹介したいと思います。
 皆さまも懐かしい顔に出会えるかもしれませんね。左端の写真は2001年「楽しく歌う会」として発足時、南6条での少人数で例会の懐かしい一枚。中央は2002年5月岩見代表の声かけからノースエイムで実現した第一回春の文化祭。その後すぐサークル名をシーズネット合唱団と改名。右端は2005年10月初めて老人施設でのボランティアの歌の会を開始。
 最初10人足らずで始まった合唱団サークルも年々団員が増え活動も広がっていきました。 (吉田綾子)

「コロナ」に お願い

 コロナのために世界中の経済、失業者は増加、世界中どうなってしまったかと、私みたいな凡人でさえ痛いほど解かる。行事などで中止が続き精神的に参ってしまった。中止の初めごろ通信のお手伝いもままならず失敗ばかり・・・。
 暇があるので着物の仕立てを始めても失敗ばかり、こんな事は過去無かったので自分ながらイヤになりました。これでは駄目だと自分に言い聞かせ、やっと以前の自分に戻りつつあります。コロナノイローゼ ?コロナよいい加減にして!!  世界中の人がストレスが溜まり自ら命を断つ人もいると云う。
 「ワクチン」が世界中の人に行き渡るまで皆さん頑張りましょう。私もシングルの会員も同じ気持ちです。 (斉藤 淳子)


絵手紙教室


江崎弘子

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