禅の展示会を見学して~座禅の体験について~
老師いわく座禅とは、①身を調え(調身)、②呼吸を調え(調息)、③心を調え(調心)、精神をお臍の少し下にある丹田というところに集中させ、目を半眼にし、静かに膝を組んで瞑想に入るのだそうです。
そしてしばらく瞑想していると、何事も上手くいかないのは、すべて他人のせいだと思っていた自分の小さい心に気が付き、自然に反省の心が生じてくるのだそうです。さらに瞑想を続けていると、目を全開した瞬間、この自然が何か新しく変わったように見えてくるのだそうです。
そしてもっと長く真剣に瞑想を続けていると、青空のもと、自分が普通に当たり前の生活ができるのが何よりも「幸せ」と思えるようになってくるそうです。
私も自分なりに少し納得でき、心を磨くため座禅の真似事を始めたいと思うようになりました。
理事長 村田 忠