NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人
シーズネットが札幌市の指定NPO法人の第1号になったことは先日お伝えしましたが、これからは指定NPOとしての責任を果たしていく取り組みが求められます。
行政が指定NPOを推進する狙いを端的にいうと、社会貢献するNPOが増えてほしいことと、その社会貢献事業はできるだけ寄付金などによって支える仕組みをつくってほしいことです。既存の社会保障では対応しがたいニーズが出てきたことと、しかし社会保障をどんどん充実させるような状況にはなく、むしろ如何に社会保障費を抑えるかが問われている中での策といえましょう。寄付金文化が弱いといわれる日本での取り組みは至難の業ですが、私どもは、社会貢献事業には広く寄付金を集めることにチャレンジしていきたいと思います。
また、会員向け事業でも寄付金を募集する仕組みをつくることとしました。
そのはじめての取り組みとして、今回、ふまねっとの用具とカーリンコンの用具、知恵袋講座等で使用するマイクなどを、会員の皆さんのご寄付により購入したいと思います。それぞれに必要なものです。今までは個人の方に頼っていたりしていましたが、法人として揃えることとしました。詳細は別添のチラシをご参照ください。なお、この寄付金も市民税の控除対象となります。
指定NPOで、もう一つ要請されているのが情報公開です。今後は、理事会の議事録や様々な資料なども公開して透明性を高めていきたいと考えています。
あわせて、ホームページのリニューアルをしました。詳細は別添のお知らせをご参照ください。シーズネットのホームページを開発、管理してくださった石川哲也さん(広報担当)の今までのご努力に深甚の感謝を申し上げます。