長寿の秘訣とは
~或るアメリカ人の実践法~
最近手にした本のある章「長寿の秘訣」(「この世で一番の贈り物」オグ・マンディーノ著・菅靖彦訳・PHP出版)がありました。そこには、ある高齢のアメリカ人の体験が会話形式で述べられておりました。
その95歳で元気で活躍中のアメリカ人は自らの体験を次の5個のルールにまとめて述べております。その第一のルールは、食事の種類と量は常識に従って決めればいい。第二のルールは、アルコールには背を向けること。しかし、たまにはグラス一杯のワインを楽しむぐらいはOKとのことです。第三のルールは、タバコを口にしないこと。第四のルールは、少なくても週に3回程度、30分間キビキビ歩くだけでよい。そして第五のルールが最も重要で、まだ多くの人々が気づいていないことですが、それは「利他主義の実践です」。
ここで利他主義とは、見返りを期待せず他者の幸福を尊重すること、あるいは他者の幸せのために献身することです。そうすることにより、そうでない人に比べてストレスや憂鬱で苦しむことが少なくなり、そればかりでなく、自分に誇りがもて、元気のもとになる充実した瞬間を味あう機会が多く、平和で満ち足りた気持ちになり、仕事もはかどるそうです。
このことを読み終わって、私は何とか真似したくなりました。皆様も始められては如何ですか。 (理事長 村田 忠)