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10月 01

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「認定NPO法人ふまねっと」との連携

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

ようやくこの頃、新型コロナの感染が落ち着きつつあります。第7波がこのまま収まってくれればよいのですが。雪まつりも来年は復活するそうで、いよいよウイズコロナのステージが始まったのでしょうか。シーズネット祭りももうちょっと遅ければ開催できたかなあとモヤモヤする気持ちもありますが、まあ8月中旬の感染状態ではやむを得なかったかと思います。

さて、先日の北海道新聞(9月13日朝刊)に「子ども、高齢者の居場所提供」という見出しで、認定NPO法人ふまねっとが開催している「イチゴ教室」の紹介記事が載りました。記事の中にシーズネットが協力しているという内容がありましたが、ほとんどの会員の皆さんの知るところではないと思うので、紙面を借りてお知らせしたいと思います。

この事業は、認定NPO法人ふまねっとが他のNPO法人等と連携して、子どもの学習指導や高齢者の閉じこもり防止等を行おうという企画で、令和4年度の独立行政法人福祉医療機構(WAM)の社会福祉振興助成事業に採択されたものです。他の法人との連携等による事業の広がりを期待することが採択の条件になっており、ふまねっとさんから協力依頼があり、事業の主旨がシーズネットの理念にかなうものであることから協力することとしたものです。

高齢者の介護予防、閉じこもり防止という事業では、白石区、厚別区、北広島市大曲の地域で、町内会、老人クラブ、デイサービス、老人ホーム、サロン、高齢者住宅、小中学校、障がい者施設などを訪問して無料のふまねっと教室をおこなうというもので、人数が4人以上20名程度集まれば実施できます。

シーズネットでも、以前はふまねっと運動を行うサークルがありましたのでおなじみの方もいるかと思いますが、念のため解説しますと、ふまねっと運動とは、約50㎝四方のマス目でできたネットを床に敷き、リズムに合わせてマス目をまたぎながら移動するというものです。さまざまなステップがあり、ステップを踏みながら手拍子をしたりクイズに答えたりというコグニサイズも行います(※コグニサイズとは、コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた名称で、同時に行なうエクササイズです)。これらの動作によってバランスが改善され、脳が活発に動き、そして歩行時のふらつきや認知機能の改善につながる効果があります。もう一つの「イチゴ教室」とは、子どもの放課後の学習支援を行うというものです。こちらはシーズネットが応援している北大生のボランティア団体Waccoが協力しています。ふまねっと運動のあとにイチゴ教室を開催しますが、その間におやつタイムがあって、子どもと高齢者との交流もできるようになっています。

無料体験教室をやってみたいというサークルがありましたらご連絡ください(担当は笠谷さんです)。

先月実施した「社会貢献活動に関するアンケート」は続々集まっています。集計がまとまりましたらご報告します。ご協力に感謝申し上げます。

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