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7月 01

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第21回総会のご報告

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

3年ぶりにNPO法人シーズネットの総会が5月26日(木)にカナモトホール(札幌市民ホール)で、25名の参加者により開催されました。過去2年は出席者を制限してシーズネットの研修室での開催で会員の皆さまの率直なご意見を聞く機会がなかったので、改めて通常の開催をできて良かったなあと思いました。というのは、少ない参加者ではありましたが、活発なご意見をいただき、今の課題、これからの活動の要望などを直接聞くことができたからであります。

今回は、総会で発言されたご意見を中心に紹介します。なお、似た趣旨のご意見はある程度まとめております。

  • 【意見1】会員に向けて社会貢献、ボランティア活動への参加を推奨するように方針を打ち出していることは賛成だが、花壇づくりや森林再生以外に具体的なボランティア活動のメニューが提示されていないのではないか。ボランティア講習会に取り組むのは賛成であるが、目新しいメニューが無いのでそこに参加された方に提示できるものを考えてほしい。また、会員がどのようなボランティアを望んでいるのか、アンケートなどで調査してはどうか。
  • 【意見2】会費の使い道なども含めて決算書を見える形で示してほしい。決算表だけでは会員もあまり見ないのでは。グラフ化などしてわかりやすくしてほしい。
  • 【意見3】イオンの黄色いレシートのキャンペーンである程度の寄付金があるのは評価できるが、会員の皆さんにもっと知らしめてもっと集めるようにしてはいかがか。
  • 【意見4】会員数が減少しているが、企業の退職者説明会などに働きかけてアピールしてはどうか。また、勧誘ビデオなど作成してインターネットにアップするなどの取り組みを期待したい。
  • 【意見5】シーズネットもIT化を進めないと生き残れない。①事務・事業関係のIT化と、②会員へのIT関係の講習会など、事務方と会員と双方のIT普及が必要である。
  • 【意見6】事務局とサークルの間が遠いと感じる。運営委員の方々にサークルに参加してもらい、法人が考えていることを伝える機会など設けてはどうか。
  • 【意見7】福祉サービス第三者評価で収益が上がっていることは望ましいが、この事業については会員のほとんどが知らないと思う。丁寧な説明が望まれる。

法人としてこれらの意見を受け止め、運営会議で話し合い具体的な対応策を決めて、また皆様にお示ししたいと思いますが、当日、私が答弁した内容もお知らせいたします。

【意見1】については、具体的な内容は考えていきたい。なお、アンケートは事業計画に追記して年度内に実施したい。【意見2】については、近々、決算をグラフ化したものなどを通信に載せたい。【意見3】については、年に何回か通信で呼びかける。【意見4】については、今後の検討としたい。【意見5】については、IT化促進委員会を設置するなど考えたい。【意見6】については、3年続けて区ごとの交流会を続けているが、サークルへの参加は今後の検討としたい。推進会議とは連携を強めていく。【意見7】については、機会を見て通信とホームページで解説したい。

また、総会終了後に、20周年記念事業の一環として長年にわたる当法人へ寄与された方12名に感謝状と記念品を贈呈しました。お礼の言葉等は3Pの紙面で紹介します。

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