シーズネットは、平成25年から北海道社会福祉協議会の委託を受けて「北海道中国・樺太帰国者支援・交流センター地域生活支援事業」の一部を担ってきました。平成27年からは中国・樺太帰国者の多く住む厚別区もみじ台地区で、帰国者のための介護予防サロン事業を毎月1回開催しております。現在は、同じく帰国者が多い手稲区でも毎月1回実施しております。サロンでは、介護予防の体操を行ったり、お茶会などをしております。中国語が飛び交い、帰国者同士の交流の場となっております。
帰国者の方々は、壮絶な戦争体験と戦後の過酷であったであろう生活を生き抜いて、戦後数十年を経て日本に帰国してきましたが、今は80代、90代となり亡くなった方も介護が必要になった方も多いです。シーズネットが開催している介護予防サロンは、その方々のご努力に敬意を表して、できるだけ元気でいてほしいとの思いを込めて実施しております。
そうした「中国・樺太帰国者を知る集い」が北海道社会福祉協議会、北海道中国・樺太帰国者支援・交流センターの主催で3月5日にかでる2.7で開催されます。
詳細は添付したチラシのとおりですが、ご興味のある方のご参加をお待ちしております。