今年はシーズネットが20周年を迎えた記念すべき年です。人間でいうと二十歳、大人の仲間入りをする年ですが、シーズネットはそれだけ立派に成長したのでしょうか?ともかくも、今までの歩みを記録に残しておくことは大切なことでありますので、20周年記念誌を発刊することとしました。
10周年、15周年についで3回目の記念誌発行となりますが、前の二つの記念誌はどちらかというと事務局主体で編集したのに比べて、今回は春に記念誌作成実行委員会を立ち上げ、会員の皆さん9名で何度も集まり議論をして編集作業をしました。その分、手作り感が強く出ていて、「みんなのメッセージ」には会員の皆さん106名から写真付きで心温まる近況報告など寄せていただきました。コロナ禍の中でもみなさん元気にご活動されている様子がわかり嬉しく思います。
また、表紙写真は今回初めて会員の作品を採用しました。清田実さんが撮影した写真は、テレビ塔をバックにシーズネットがボランティアで手をかけている大通り花壇とその標識がメインに映っており、まさに札幌市に根付いたシーズネットを象徴する表紙となりました。
印刷費の捻出のため協賛広告を募りましたが、24社の法人・企業のご協力を得ました。また、初めての試みですが、個人協賛も呼びかけ78名のご寄付をいただきました。
さらに、鈴木直道北海道知事、秋元克広札幌市長からも、身に余るご祝辞をいただきました。シーズネットの日頃の活動が行政からも注目されていることは嬉しい限りです。
「みんなのメッセージ」を寄せてくれた会員、写真提供、協賛などでご協力いただいた皆様、そして記念誌作成実行委員会の皆様に、深甚の感謝を申し上げます。
令和3年11月末日 理事長 奥田 龍人
追記:20周年記念誌は、目が不自由な方のために音声でも聞くことができます。音声データをご希望の方は次のアドレスにメールでお申し込みください。音声データは、会員の清田実さんが作成してくれました。感謝申し上げます。
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