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7月 01

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会費の変更についてのお知らせ

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

第3回目となる緊急事態宣言が5月16日に北海道にも発令され、シーズネットはサークル、サロンを全面休止しているところです。宣言が6月20日まで延長され、「シーズネット通信」も昨年の緊急事態宣言下に続いて2度目の休刊を決めたところです。
その間、シーズネット総会という法人として最も大事な行事もありました。今年の総会は今後のシーズネットの活動を指し示す大事な総会であることから、会場も市民ホールを用意して万全の準備を整えていたところです。しかし、緊急事態宣言下で「総会等はなるべく集合しないで行っていただくようにしていただきたい」という所轄庁の要請もあり、シニアが多数集まるリスクを考慮し、会員の皆様にお願いして最少人数の参加での実施としたところです。総会は5月27日にシーズネット研修室で開催しましたが、会員の皆さまのいろいろなご意見を聞く機会が無くなったことは大変残念で、申し訳なく思っております。総会は5名の参加で(他は委任状と書面表決)、提案した事項すべてをご承認いただき終了しました(委任状・書面表決等の状況は別欄の総会報告をご覧ください)。

さて、総会では、事前配布した議案書にあるように、昨年度の活動報告・決算と今年度の活動方針・予算の他に会費の変更、役員の改選等を提案させていただきました。
このうち会員の皆様がもっとも関心のあると思われる会費の変更について、紙面を借りてご説明したいと思います。
会費の変更の提案は、簡単に言うと「正会員の会費を現行の年間3千円を来年度から5千円に上げる」というものです。会員区分の変更の案については、通信5月号の巻頭言で「運営会員」と「賛助会員」に分けて運営会員の会費を上げるという説明をさせていただきましたが、その後の検討で、シーズネットの理念に基づき社会貢献活動を担う会員=運営会員とするなら、運営会員は正会員だろうという結論になり、あまり馴染みのない「運営会員」という言葉の使用をやめて従来通り「正会員」としたものです。賛助会員はシーズネットの理念に賛同して応援するというもので、正会員との違いは「総会での議決権を有しない」だけです。
今まで、正会員として登録されていた方で今までの活動に変更がなければ、総会での議決に参加しなくても良いと考えている方は、賛助会員として引き続きシーズネットを応援いただくことをお願いし会費は据え置きする、という提案でありました。

わかりやすいように表を載せますのでご参照ください。総会で承認されましたので、来年4月からそのような取り扱いとさせていただきます。なお、賛助という意味合いから「一口」という表現にしておりますが、これは実際に賛助会員として何口も寄付してくれる方もいらっしゃることも考慮しております。
また、コロナ禍でサークルなどの参加費も激減し、サークルが開催できないことで新規会員も減少しており、財政面での様々な見直しを行っているところです。その一つとして、会費の納入を郵便振替等で行う場合は振り込み費用を本人負担とさせていただくこととしましたので、併せてご理解いただきたくお願い申し上げます(事務所に来訪し直接納入する場合は当然手数料はかかりません)。

表:会員の種別

会員種別 正会員(NPO法上の「社員」) 賛助会員
年会費 5,000円 一口3,000円
会員の定義 シーズネットの理念に基づき社会貢献活動を担う 会員理念に賛同してシーズネットを応援する会員
会員の権利の違い 社員総会の議決権を有する 社員総会の議決権を有しない(傍聴は可)
その他 サークル、サロンなどの立ち上げ・参加などの権利は従来と変わりありません。通信の受け取りも従来通りです。

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