NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人
すっかり春めいてきたと思えば、きっちり寒くなったりしてがっかりするこの頃ですが、ゆっくりと春は近づいてきているようです。コロナ禍でぷっつりと交流が途絶えたかに見えますが、がっちりと感染予防を徹底して再開しているサークルも出てきて、やっぱり嬉しいものですね。
ただ、この閉塞的状況はまだまだ続きそうで、会員の皆様にはもうぐったりとしている方も多いのではないでしょうか。ひっそりと巣ごもりをしている方でも、こういう時こそじっくりと自分を磨くチャンスではないかと思います。
先日の北海道新聞家庭欄に会員の清田さんが、がっつりと取り上げられていました(道新朝刊10月22日)。緊急事態宣言で外出をびっちり控えなければならなくなり、たっぷりとできた時間に、前から気になっていた写真や映像の整理にじっくり取り組んでいるなど、活き活きとした生活を送っていることが紹介されていました。コロナ禍を逆手に取ってうっちゃりをかけたかのようなたくましい生き方にすっかり感心しました。
外に出てどっぷりと交流することが難しい、まったりとした時間が続きますが、清田さんの例にならって、がっちりと何かに取り組む機会としたいものです。
以前から紹介している「WEBでサロン」も毎回20名ぐらいの参加とすっかり定着してきましたが、この頃の新しい参加者はパッタリで、ちょっぴりさみしい思いをしています。やはり慣れない方も多いようで、またしっかりとズーム講習会など開催したいと思います。
そして3月からはリハビリ病院の協力を得て、理学療法士などが担当する「おうちでできる介護予防体操」などもWEBサロンに加わる予定です。コロナ禍でばったり運動しなくなった方など、是非ご参加ください。画面を通してではありますが皆で励ましながら運動すると、バッチリやろうという気持ちになるものです。
WEBサロンに参加できない方でも、日常に軽い運動を取り入れたいものです。立ったり座ったりを繰り返すスクワットは超ススメです。コツはびっちりとやらないこと。なにごとも軽めにゆっくりと取り組みましょう。終わったあとはしゃっきりとした気分になれます。
とはいえ、心がほっこりになるような休みも大事ですよね。私も、こっそりと真狩の温泉に行き、露天風呂にゆったりと浸かって蝦夷富士を眺めてみたいと思うこの頃です。
さて、脳活です。この巻頭言の中で使用された「〇っ〇り」という言葉はきっちり何個あるでしょうか。書いている私もはっきりとは数えられませんが‥‥。そうそう、うっかりしていました。今回の巻頭言は私が大好きな北海道新聞夕刊の水曜コラム「ダンディ柴田のときどき一笑懸命」(2021年1月6日号)をちゃっかり参考にしたものです。
(答え40個)