認知症の予防について
~終活セミナーのお話から~
高齢者の私たちにとって、怖いものの一つに認知症があります。そのため巷では何かとその予防法が話題になります。
ここで過日、シーズネット京都の終活セミナーでのお話を紹介します、是非参考にして下さい。なるほどと思うことが多々ありますよ。昨年12月の終活セミナーで、「いきいきわくわく元気に」というテーマで、京都橘大学 健康科学部の小川教授にお話して頂きました。講師の先生は20頁もの分厚い資料を作成して参加者に配って下さり、経験豊富な体験談を交えて、解りやすく解説して下さいました。
その資料の中から、いくつかをご紹介しましょう。
家庭環境別ボケる人、ボケない人:
- 嫁に主導権をとられた姑はボケやすい。
- 家督を息子に譲った親はボケやすい。
- 若い女房をもらった再婚夫はボケにくい。
- 町内の世話役を進んでやる人はボケない等。
そして
ボケないために、あなたは今何をするべきか:
- 人とたくさん話をしましょう。
- 適当な緊張感がボケから守る。
- やらされてはだめ! 何でもいいので自分から!
- ボケないための最後の切り札、それは「生きがい」「やりがい」。
私たちのシーズネット京都には、認知症予防に役立つようなサークルや活動が沢山あります。是非何かのサークルや活動等積極的にご参加下さい。 (理事長 村田 忠)