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10月 20

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シーズネットの新しい事業

seednet-newsNPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

5月の総会で、「シニアの支え合いと社会貢献」を定款の目的に新たに付け加えましたが、早速、二つの助成金をいただいて新しい事業を立ち上げました。

1つは、先にお知らせした傾聴ボランティアの養成・派遣事業です。JTの助成金(145万円)を受けることができました。名称は、「傾聴」という難しい名前を使わずに「話し合いたいサポーター」としました。傾聴という言葉よりも「あなたと話し合いたい」というメッセージが感じられると思います。

この事業は、養成したサポーターの方々を主に札幌で増えつつある高齢者向け住宅に派遣することを想定しています。高齢者向け住宅に入居されている方は千差万別ですが、要介護の方も多く、また今まで住んでいた地域との関係も切れ、閉じこもりがちになる方もいらっしゃいます。その方々の話し相手としていろいろな話ができれば楽しいのではないかな、と思っています。養成研修11月20日から3日間の日で開催します。ご興味のある方の受講をお待ちしております(詳細は別添のお知らせを見てくださいね)。

もう1つは、「配食・共食サービス」というものです。福祉医療機構の助成金(450万円)をいただくことができました。この事業は、来年度以降の介護保険改定により、要支援の方々への調理支援がヘルパーから配食サービスにシフトすることから思いついたものです。ヘルパーさんが作る料理にはコミュニケーションがありますが、配食サービスは安否確認を兼ねるとはいえ、ただお食事を届けるだけのサービスです。やはりお食事は、一人で食べるよりコミュニケーションを取りながら食べるのが美味しいのではないでしょうか。この事業は、具体的には、ボランティアさんがご利用者の分と本人の分のお弁当を持って行って一緒に食べるというものです。また、ご要望があれば冷蔵庫の整理も兼ねて一品ぐらい作るのもよいのではないかと思っています。西区をモデル地区に12月ぐらいから開始する予定です。ボランティアにご興味がある方はご連絡ください。この事業の担当は柿沼さんです。

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