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4月 01

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函館支部便り

芸術作品に魅せられて !!

好きなテレビ番組のひとつが”〝開運なんでも鑑定団〟です。書・絵画・陶芸・彫刻等番組に登場する作品について鑑定士の方々が豊富な知識で説明してくれるので勉強になります。数年前にニトリホールディングスの似鳥社長が番組に出演され、番組内で購入した数千万円の値がついたステンドグラスを小樽芸術村に展示されていることがわかり一度見に行きたいと思ってました。

同じ思いの友人がいて先日行ってきました。小樽駅から歩いて10分程の所に小樽芸術村があり、ステンドグラス館、美術館、旧北海道拓殖銀行小樽支店の3館を2000円で見学することができました。旧倉庫を利用したステンドグラス館には100年以上前のイギリスの教会に飾られていたステンドグラスが多くあり、作品作りの工程等も展示されていました。1800年代と1900年代の作品を見比べると、やはり古い方が落ち着いて重厚感があると思いました。

美術館は4階建て地下1階の古い商店を利用して絵画・彫刻・ガラス等が展示されていました。どれも有名な作家のもので、テレビ鑑定団でもよく目にするものでした。洋画家の藤田嗣治の〝カフェにて〟には10億円。日本画の伊藤若沖〝雪柳雄鶏図〟も忘れてしまいましたが億の単位の鑑定額がついたと書かれていました。高村光雲の彫刻も10点程見ることができました。札幌や東京の美術館に行くと人が多くて、流れるように見ることが多いのですが、ここではじっくり ゆっくり立ち止まって見学することができ、至福の時間を過ごしました。

皆さんにおススメです。 (山本道子)

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