理事長 奥田 龍人
道新6月13日朝刊にも紹介されましたが、5月30日の札幌市議会で、私たちシーズネットが札幌市の「指定NPO」の第1号として承認されました。これからの活動がいっそう社会貢献につながるように運営してゆきたいと思います。
さて、「指定NPO法人」とはどういう制度なのかというと、札幌市が指定したNPO法人に市民が寄付した場合、寄付額から2千円を引いた額の6%が市民税から控除される仕組みです。
NPO法人の活動を市民が支える環境を整えるため、札幌市が今年1月に設けた制度で、この指定を受けることで「認定NPO法人」に移行しやすくなります。認定NPO法人になると、控除対象が所得税や相続税、また企業は寄付することで損金算入ができるなど優遇対象が広がります。寄付金をベースに社会貢献をするというのが、この制度のねらいです。シーズネットがどのような社会貢献事業をするのかについては、次回に譲ります。
もう一つ、お知らせがあります。長い間事務局長を担ってくれた八木さんが、事務局長を退任することとなりました。八木さんには、故岩見代表が体調を崩して大変な時期に法人運営を切り盛りしていただき、また故岩見代表の出版祝賀会、葬儀、お別れ会などすべての慶弔事にも先頭に立って采配をふるっていただくなど、感謝に堪えません。指定NPO法人も八木さんのご尽力がなくては叶わなかったものです。そうした積み重なった業務が八木さんにかなりのご負担をかけたのではないかと反省しております。八木さん、ありがとうございました。
そして、八木さんは引き続き理事としてシーズネットの運営に目を光らせて頂くことになっておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。なお、新しい事務局長には山根勝利さんに務めていただくこととなりました。