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6月 01

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総会議案について

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

前号でもお知らせしましたが、シーズネットの総会が5月31日(金)の13:30からカナモトホールで行われます。総会ではシーズネットの昨年度の事業・決算報告と今年度の事業・予算案についてご議論いただきます。総会は正会員のみ議決権がありますが、賛助会員の傍聴は大歓迎です。とはいえ、総会にご出席されない会員の方も多くいることでしょうから、総会で提案する議案のあらましをこの紙面を借りて説明したいと思います。

まず、昨年度の事業報告ですが、事業計画で位置付けられた事項は、助成金が通らず断念した「シニア提言の集い」以外は、ほぼ実施することができました。コロナが昨年5月に5類感染症の位置づけになったことから、サークルやサロン活動も大分復活してきました。会員数は2022年度末に比べ38名の増で660名となりました。サークル活動では前年度比の参加者率は1.5倍に増えました。しかし、新規サークルが5つありましたが廃止に至ったサークルも9つあり、年度末のサークル総数は24サークルでした。シーズネット祭りは4年ぶりに再開、他にも知恵袋講座やシニアの暮らしアドバイス、市民公開講座などが再開しました。社会貢献事業では、大通り花壇や森林づくりなどは継続し、参加者も増えてきました。新規事業として、つながりワーカー養成事業と窓拭きボランティア事業を行いました。また、脳活塾の柿沼塾長が「脳活の種」という本を上梓し、シーズネット販売分は完売しました。学生団体waccoのスマホ教室などに協力し世代間交流を深めました。今年2月には認定NPO法人の更新が札幌市より認められました。

次に昨年度の決算ですが、189千円の赤字となりました。これは、サ高住登録事業で職員を増員したことが大きな要因です。

さて、今年度の事業計画ですが、概ね昨年度の事業計画を踏襲しております。新規事業として、昨年実施して好評だったシーズネットマルシェを計画に位置付けました。6月28日に実施予定です。また、生活援助従事者研修を開催することも企画しました。シニア世代がシニア世代を支える仕組みづくりの第一歩です。

次に今年度の予算ですが、昨年度の決算を踏まえ、サ高住登録事業の職員数を見直すこととしました。他にも諸物価高騰しておりますので、消耗品や水光熱費など切り詰める形で乗り切りたいと考えております。

詳細は、総会後にホームページに2023年度事業・決算報告と2024年度の事業計画・予算を掲載しますのでご閲覧ください。

また、総会後に私が講師となって講演会(14:30~15:30・無料)を行います。こちらは一般市民にも開放していますので是非ご参加いただければと思います。講演会は、「アクティブシニアへの期待」というテーマで、まだまだお元気なシニアの皆さまに一層元気になっていただけるような社会参加・社会貢献に向けたいろいろな取組のお話をしたいと思います。

さて、先日、姉妹法人であるシーズネット三重の20周年記念祝賀会に、私が北海道の代表として臨席してきました。とても賑やかな会で100名近くは参加していたでしょうか。三重ではとにかく楽しむという感じのサークルや行事がいっぱいあります。加藤代表の懐の広さにも感銘を受けました。改めましてシーズネット三重の20周年をお祝いします。

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