しんしんと街の音包む暮れの雪
弾む日日君の笑顔はビタミンC (伊藤 田鶴子)
マドンナの輝き保つ高齢期
ささやかな想い行き交うスクランブル (江崎 弘子)
どう生きる幸せに逝くための今
命にサヨナラ帰ろうシリウスに (森 真佐子)
雪しきり灯りもかすむ露天風呂
大寒の春告げ花に雪しきり (荒木 岳)
まだ若い暗示かけたら膝笑い
ブックカバー母の着物の萌黄いろ (田村 ノブ子)
内視鏡心のみにくさ知りつくす
あれこれと選んだ言葉の飾り過ぎ (浜 正吉)
大寒波きしむ足音身に沁みて
よそ見してデコボコ道でつまづいて (たかちゃん)
次世代につなぐ
今、よく話題になっている、「生物多様性保全」「SDGs(持続可能な開発目標)」そして、「世代間倫理」も、難しい文言です。私たちが具体的に何をすればよいのか、分かりづらいことです。
前の二つの文言は、文字の通りですが、「世代間倫理」は現世代が負うべき将来世代への責任であり、将来に対しても,公正に利益や負担を分配すべきであるとの考えです。
老い先短い、婆さんと爺さんに「何をせよ」と言うのか?そこで、私は、この三つの言葉に共通しているのは何かと、晩酌をしながら考えた時に「森づくり」だと確信しました。
「森林(もり)」は、多様な生物の源であり、適正な取り扱いによって未来永劫に持続しつづけます。また、将来世代は、我々が森林を引継ぐことによって、自らの英知で森林を取り扱い、生物の多様性保全や持続可能な木材生産が出来るのです。
振り返ってみると、シーズネットの「森づくり」活動は、2006年の「勤労者マルチライフ支援事業」による植樹活動を皮切りに、野幌森林公園、定山渓等で植樹・育林活動を実施しております。
これらの、森づくり活動に対し、2016年に「国民の森林づくり推進功労者」として、国より顕彰されています。
今までの集大成の一部が、「野幌森林公園看板設置」であろうと考えます。
孫、ひ孫、玄孫,来孫、昆孫のために、高級ワイン等を飲んだつもりで寄付をしませんか。 (沖野 孝)
冴え返る重き瞼の道祖伸
伏流のせはしきひびき雪間草 (川口 昭治)
元旦やめくりし手帳よき香なり
雪しまく宿の明かりの見えかくれ (渡辺 セツ子)
カレンダー残り一枚
月日は巡り
年輪重ね
よいしょの言葉
多くなる (友田富美子)
南天に大王松
お正月は過ぎ去り
はやひな祭り
十年後の自分を
想像してみる (管 妙子)
「20年のあゆみと思い出のひとこま」 NO.20


2019年12月17日 合唱団恒例のクリスマス会。サンタの衣裳の奥田理事長とお仲間の西谷さんによる楽しい演奏で会は一気に盛り上がり皆も曲に合わせて歌ったりステップを踏んだり。また団員清田氏によるオリジナル「振り込め詐欺防止劇場」を上演。「振り込まないで~、札幌の人~」との替え歌はシナリオライターとソプラノによる見事な二重唱で、合唱団員の隠れた才能が披露されました。
12月19日 白石区の特養ホーム「アルメリア米里」での歌声ボランティア。クリスマスの曲や団員からの折り紙リースのプレゼントなどで入居の皆さんに大変喜ばれました。
怖―い 認知症
ある知人に認知症の検査受けた事ある? 知人はないと・・・行かない? 「ハイ」
ある脳外科に連れて行って看護師にその旨を伝え検査していただくと、思った通りだった。二人目を病院に連れて行くと、二人とも認知症だった。
私も怖くなり、初めて検査を受けた。結果は認知症なしの100点満点でほっとした。でも喜んでばかりいられない、頭も体ももっと鍛えなければいつ我が身にと思うと・・・ゾーッとして3回目を受けたが、認知症なし正常と言われた。よく忘れやすいので心配だったが、思い出せば認知症では無いようだ。一年半後に又受けようと思う。 これから先、4人に1人が認知症になると言われている。検査は痛くないし医療費も2300円程度(個人差あり)です。検査して安心してニコニコ顔で帰ってこられますよ。 (斉藤 淳子)

澤田 信子