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1月 11

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年末の感謝

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

令和元年もあと何日かで去って行きますが、この一年は皆様にとって実り大きなものだったでしょうか。年初めに誓ったであろう目標や生き方など、振り返ってどうでしたか。私個人のことで言えば、何よりも大病も事故もなくとりあえず健康に過ごせたことが一番良かったと思っています。でも、いつもバタバタしていて、じっくりと勉強する機会がなかったなあと反省しております。年初めには、今年こそは積読の本を読み切ろうと思ったりもするのですが、読んでない本が却って増えてしまいました。まあ、私のような凡人の年初の誓いは「こうなればよいなあ」という希望的観測の域を出ないものなのでしょう。それほど目的意識が強いわけでもないですし。そう思うと、やはり大過なく過ごせたというのも大きな幸せと思うべきですね。

でも、組織の年初の誓いともいえる事業計画は、希望的観測で立てるわけにはいきません。総会などの議決を経たものについては、できるだけ着実に実行することが求められます。シーズネットは、今年度の事業計画に様々な取り組みを盛り込みました。代表の私が「こんなにたくさんの事業ができるのかな」と思うほど、希望的観測ならぬ心配的観測の取り組みが目白押しでした。しかし、会員の皆様のご協力をはじめ担当者の熱意と意気込みのおかげで大方の事業が成功裏に遂行できました(一部進行中)。ちょっと、例をあげましょう。

久々に復活した区ごとの会員意見交換会は、予定通り中央区、北区、東区の3つの区で行い、参加された皆様から貴重なご意見をいただくことができました。

昨年行った市民公開講座は、11月28日に51名の参加があり、JICA海外シニアボランティアの方を講師に招いて実施することができました。

6年ぶりに復活した「シニア提言のつどい」は、12月6日に162名の参加があり、6名の発表者が活き活きと自らのシニア人生を語ってくれました。

今年から本格的に始めたシーズネット版ボランティアポイント制度は、現在5名の方が常時の活動を担い、単発の活動も増えています。

また、シーズネットが協力した「団地サミット」(主催:北海道住宅管理公社)は10月11日に253名もの参加をいただき、市内で活躍する10のサロンの出店(もちろん、「サロンこのはな」も出店しました)や、盛りだくさんの催しでサロンの楽しさを伝えることができました。

他にも、住まいのセミナー(4回開催)や知恵袋講座(毎月開催)、これからの暮らしのアドバイス講座(前後期併せて12回開催)など、シーズネットはイベント屋?とまがうほどの活躍でした。これも会員の皆様の温かいご協力の賜物です。年末にあたり、いつもシーズネットを支えていただいている方々に深い感謝を申し上げます。

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