«

»

7月 01

Print this 投稿

新たな挑戦へ ~今年度のシーズネット活動~

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

去る5月29日(水)15時から札幌市民ホール会議室にて75名の会員のご出席をいただき、今年度の総会が開催されました。会員数1,007名に対し、出席者75名、委任状提出者459名で総会は成立し、昨年度の活動報告、決算と今年度の活動方針、予算、新理事の選出などご審議いただきました。提案は、一部のご意見を取り入れて承認されました。

ご意見の主なものは、「シニア提言のつどいを復活するということだが是非取り組んでほしい」、「アクティブシニアの活動をもっと企業にアピールして企業からの賛助をいただくようにした方がよい」、「寄付した方などに感謝状を贈るべきである」、「サークルの参加料は予算に見合っているのか」などでした。

法人組織である以上、法人の構成メンバーである会員の意見を聞き、法人の理念に沿った適切な運営を心がける、そのような貴重な場が総会です。総会に出席されていない会員のために紙面を借りて、承認された今年度の新規事業などを紹介したいと思います。

新規事業として提案したのはまず「シニア提言のつどい」です。この事業はもともと岩見前理事長が医療法人渓仁会に在籍していた時に創ったもので、「老年の主張コンクール」として「さっぽろハーティウィーク(敬老の日の週間に設定している札幌市高齢者保健福祉週間)」の行事の一環として行ってきたものです。それを引き継ぐ形で、シーズネットが2003年から始めたのですが、残念ながら2009年の第7回を持って終了しています。

再開したいと考えたのは、現在は団塊の世代がシニアになって多方面で活躍していますので、そのような方々の提言を聞いてみたいということと、後期高齢者と言われる75歳以上の方々も昔と違い大変元気でありますので、齢を重ねた含蓄のある提言も聞いてみたいと思ったからです。提言募集は札幌市の65歳以上の市民を対象としますが、会員の皆様の積極的なご提言を期待しております。

また、今年度は市内3区で会員意見交換会を開催する予定です。昨年度、「60代の会員の意見交換会」を三ヶ所で開催し活発なご意見をいただきました。「70代以上の会員にも機会をつくってほしい」というご意見もあり、年齢にこだわらず、身近な地域での会員交流という場を設けたいと企画しています。

他にも、調査研究事業にチャレンジすることと、会員相談窓口の専用ダイアルを設けることなど、提案させていただきました。

なお、総会では新理事体制が承認され、その後の理事会にて私が理事長を続投することとなりました。リーダーシップに欠けるところも多々ありますが、皆様に支えられながら務めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

総会終了後、札幌テレビ塔で51名の参加で会員交流会を開催しました。よっちゃんのアコーディオン演奏やビンゴもあり、大変楽しい会となりました。皆様に感謝申し上げます。

Permanent link to this article: http://www.seedsnet.gr.jp/2019/07/%e6%96%b0%e3%81%9f%e3%81%aa%e6%8c%91%e6%88%a6%e3%81%b8-%ef%bd%9e%e4%bb%8a%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e6%b4%bb%e5%8b%95%ef%bd%9e/