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6月 01

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北大散策のオススメ

NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人

5月連休明けの昼休みに、久々に北大構内を散策してきました。シーズネットの事務所から歩いて2、3分で北大構内に入れますので、季節が良くなってくると週2回ぐらいは散策します。今回のお目当ては、北11条の門から入ったところ(通称「新渡戸通り」)にある情報基盤センター前の一対の枝垂れ桜です。それは見事な咲きっぷりで、飽きることなく眺めてきました。他にも北大には桜の名所がたくさんあり、桜吹雪を全身で浴びる贅沢も楽しめます。また、5月中旬からは工学部前に植えられている大ぶりのつつじがいくつも色鮮やかに咲き誇り、目に痛いほどの色彩に酔います。7月には大野池のハスが清らかに咲き、カルガモのカップルがその脇を悠然と泳いで、仕事に追われている日常をふっと忘れさせてくれます。ちょっと歩くと農学部の牧場があり、藻岩山や手稲山、百松沢山など連なる山々とポプラ並木を背景に牛や羊の群れがのんびりと草を食んでいて、200万都市の都会の真ん中にいるということが錯覚に思えるような風景に出会えます。

そして昼食はコップパンの焼きたてのパンをほうばるか、昨年できたセコマの2階のオープンテラスでホットシェフ弁当を食べるなどしています。ちょっとリッチな気分になりたいならエンレイソウのレストランエルム(グランドホテルの運営)でのランチか、北大マルシェのランチセットなどもお勧めです。ここでいただける農学部が育てている牛から絞った牛乳は美味しい!なお、クラーク会館や生協などの学生食堂は、昼食時間帯は学生と教職員のみの利用となっていますのでご注意を。

6月初旬には北大祭があり、世界各地の名物料理の屋台がところ狭しと並びますし、7月にはビヤガーデン、10月は銀杏並木が金色で染まり、その月末には金葉祭で銀杏並木がライトアップされます。四季折々の行事も楽しめますが、忘れてはならないのが春と秋に行う留学生のためのガレージセール。北大国際婦人交流会の主催ですが、シーズネットが協力しているボランティア活動の一つです。あまり豊かではない留学生のためにまだ使用できる不用品を提供することは立派な国際貢献ですね。他にも楽しめるところがいっぱいある北大構内ですが、私のお勧めは、北大図書館です。市民の方も利用できますし、登録さえすれば本を借りることもできます。新刊も充実していて、また週刊誌、月刊誌もたくさんありますし、なにより読書スペースの環境が広くきれいで機能的で、私のお気に入りです。一息いれるなら、向かいのエルムの森の庭でコーヒーなどいかがでしょう。

こんな近くに素晴らしい環境がある贅沢を、会員の皆さんも楽しんでみませんか。だいぶ以前に初代事務局長の鎌島さんがサークル行事として「北大散策」を実施していたことを思い出しました。また、復活したいものです。
さて、5月29日(水)は総会と会員交流会です。是非ご参加を!

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