四日市市民大学講座 第4回目
「あなたは未来に何をのこしますか?」(講師:岩野 祥子氏)
第4回目となった今回は南極観測越冬隊としての経験、東日本大震災の支援活動に参加、今は野菜を中心とした「食」の業界で活躍中。
22歳の若さで40人の隊員と共に、南極で1年4ヶ月間専門の地学の野外活動をされました。-40℃にもなる冬の過酷な自然との闘いは苦労も多かったことと思われます。命がけの仕事をこなされた話に感動しました。
そして6年後に女性としては日本で初めての2回目の越冬隊に参加されました。2回目では野外観測隊の責任者を務められたとの事です。その後はアウトドアに関係する会社モンベルに勤められ楽しく働かれたそうです。防災士の資格も取り防災研修などでも活動されたそうです。10年間で会社を辞めてからは生きていく事に欠かせない「食」について考え今は伊賀で野菜の有機栽培をする会社を起こされ農業もされているそうです。
「命の尊さ、生き抜く力を持つことの大切さ」を身をもって体験された強さは流石です。昨年高齢出産さされ余計その思いが強くなったそうです。会場に連れてこられた小さい命の可愛い声が時々聞こえて雰囲気が和らぎました。43歳の岩野講師にとって我々は親世代、ボーと生きているとチコちゃんに叱られてしまうかも・・・ (東谷 きみ子)