豊かなシニアライフを目指す NPO法人    シーズネット
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                           宝寿語録                       
   
         少子高齢社会の新たなシニア人生の生き方、考え方・・・・
           さまざまなシニア人生を取り巻くドラマを、皆様と一緒に考えたいエッセーです。

         ご意見・ご感想をお待ちしています。

              豊 寿 語 録 表 題                        
 NPO法人シーズネット代表               
     岩 見 太 市
 地域家族の提案                        通信01月から
 テレビとラジオ                 通信02月から
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                                          通信02月から

 何時頃からでしょうか、夜寝る時は習慣的に携帯ラジオを聴きながら、オートオフにセットして布団に入るようになりました。内容に関わらず大抵NHK第一放送を聴きながら眠ってしまうこともありますし、夜間目覚めた時はラジオ深夜便のエッセーや対談に耳を傾けることもあります。

 テレビはニュース番組や一部のドラマ以外は意識的に見ることは少なくなりました。テレビを見ている時は、時間があってボーッとしている時かも知れません。
  私たちの世代のテレビとの対面は力道山の街頭テレビから始まったように記憶していますが、小学生の頃は京都の衣笠山のNHKの中継アンテナの下で鉱石ラジオを組み立てながらイヤホンに入ってきた音声に感動を覚えたことを今でも覚えています。

 ラジオでお気に入りの番組はNHKの新名作座やラジオ文芸館です。同じ日のNHK第2放送の日曜カルチャーや講演会を聴くこともあります。かつて若い頃は相撲や野球のラジオ中継でもテレビのように映像による現実感はありませんが、それだけにアナウンサーの中継放送に、聴き手の想像が働き、相撲放送に興奮を覚えたものでした。テレビは映像そのものだけに、想像の働く余地はありません。

 でも、何と言ってもテレビ(パソコンも同じですが・・・)を長時間見ていると目が疲れてショボショボしてきます。歳の性でしょうか・・・。その点ラジオは目を閉じていても、神経を集中させることができれば、頭の中にいろいろな世界が広がってきます。

 最近のテレビ番組は見るべきものが殆どなく、ニュースや社会的番組を見る程度ですが、テレビはあまり頭脳を使わなくても受身でも見られるだけに、頭脳を活性化させるにはむしろラジオに集中する方が効果的だと思うのですが、素人の考えでしょうか?
  特に若者のラジオ離れが進んでいるようで、次代はラジオは消えてしまうのではないかとの危機感もあります。逆に若者を意識した番組も増えつつあるようですが・・・。

 別の意味で今回の東日本大震災でも緊急時の携帯ラジオの価値が見直され、これからの暮らしにはラジオは必携との流れになっていますが、震災時だけではなく、日常の暮らしの中でもラジオの存在感を再確認したいものです。

シニア生活の夜の一時はラジオを推奨したいのですが、あなたはテレビ派ですか、それともラジオ派ですか?

 

                      地 域 家 族 の 提 案            通信01月から


 2012年(平成24年)、新年明けましておめでとうございます。

 700万人と言われる2015年に団塊の世代が全員65歳以上になるのが、あと3年となり、我が国の少子高齢人口減社会は本格化します。そのような社会におけるシニア人生は過去の子供や行政に頼る生き方が不可能になることは、何回も提唱してきました。

 最近になってシニア層を取り巻くさまざまな事柄が社会問題になっていますが、その背景にあるのは今までは当たり前に家族が担っていたものが、家族のその機能が縮小、喪失しつつある、ということではないでしょうか?  
  孤立死、無縁遺体、遺品整理、死後の処理・・・今までは家族が継いでくれていたものができなくなり、シニア層自身の不安感も増幅していきます。
  ボランティアの分野でも従来の福祉施設のボランティアではなく、市民後見、傾聴、看取り、見守り、サロン運営など新たな地域ニーズに基づく、ボランティアの必要性が高まっています。

 今の時代は家族に代わる新たな人間関係のつながりがなく、孤立した暮らしになる傾向があり、それを少しでも打破するためにぼくは「地域家族」という言葉を提案しています。本来は家族が担っていたことを地域の力=市民力で互いに担い合いながら、血縁はないが地縁のつながりを大切にして、気の合う市民同士が家族同様の共助のある地域づくりの仕組みをつくることです。
  それぞれの市町村で皆が仲良くなることは不可能ですが、気心の知れたもの同士が互いに助け合い、場合によっては共同生活も営みながら人と人とのつながりの中で暮らしていけるような地域づくり・・・。

 私たちシーズネットがそのためのコーディネーター的な役割や、それを具体化するためのさまざまなサービスや社会資源を創出して本当の意味で安心して、豊かな地域づくりを行うための主体になれれば・・・との目標、夢を持って新年を迎えたいものです。
  そして、何よりもまずシーズネットの会員同士が、その地域家族の結びつきを深めるための一歩を踏み出すことができれば、と念じています。

 インターネットで調べても「地域家族」という言葉は、地域の力で子供たちを家族同様に育てる、という意味で書かれていますが、とにかく地域での結びつきを持った人間関係づくりが、そのスタートであることは言うまでもありません。そんな思いを心に感じながら、今年も会員主体のシーズネット活動に積極的に参加して頂きたくお願いします。

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