小使いを送り続けし息子よ我に
遠き苦労の果ての心意気か (本田 征子)
とめどなく降り続く雪眺めつつ
冬の向こうの季節待ちおり (小西 和子)
冬の道車を寄せて譲り合う
忘れてた優しい気持ち暖かく (昔の乙女)
薄墨の過去の夢から恋の色
天仰ぎ乾いた風の心地良さ (浜 正吉)
マンション下階の
ひょうきんな男の子
大きくなったねと言ったら
「心と体がピッタリになりました」
と、笑うしか手がないね (ひろピー)
昔見た
韓国ドラマ「イ・サン」を
再び録画し
涙する
毎日ワクワク
止まらない (アイちゃん)
「変わらなきゃ!」
北海道新聞の読者の声や、いずみ、又おしゃべりroomなど読むのが楽しみである。
一人一人の顔が違うように、考え方、感じ方等々いろいろあり楽しいです。
1月26日のおしゃべりroomに掲載されていた中から私自身感じた事を投稿します。
- 交流サイト(SNS)をほどほど楽しめるようになること。ダラダラ見続け自分と他人を比べてしまう事に気づいた。時間を決め心が支配されないよう気をつける。(52歳)
全くの同感です。のめりこむと間違いの元どんな事も少し距離を置きながらです。 - 度胸をつけたくて2025年はひとカラ(一人カラオケ)に挑戦したい。(42歳)
勇気をもって行くと意外と楽しくストレス発散になる。(プールも発散に最高ですよ) - 子育てしてみて世の中のママさんに対する考えが変わった、改まった。(53歳)
人生何事も体験して分かる事ばかりですよ。 - あいさつは私からすることを実践したい。今まで相手がして来てからしていたので(69歳)
当然と思いますが、この方はきっと人間としての運が開ける事でしょう。
毎日読んでいる北海道新聞は1P~28P よくもよくも毎日穴をあけず縦横ピッタリと、さすがプロの仕事と感心し感謝しています。
毎月の通信作りを10数年やっていて、ネタが無く穴をあける訳にもいかず気苦労多しですが、今までご協力頂いた会員の皆様(135名2025年1月現在)には大変感謝しております。
今年から編集長が変わりますので、次の人が同じ苦労しないように会員の皆さんからの投稿(写真、短い文章、長い文章、体験談、言いたい事、子供孫の話、4コマ漫画もOK) 本名が恥ずかしいのならペンネームでも結構ですので広報宛て送付お願い致します。 笠谷 明司
浜風を使い切ったる干鱈かな
対岸のホテルの灯り牡丹雪 (川口 昭治)
お年玉付き年賀状
初めて当りなし
正月の楽しみ
ポッと消える
たかが切手されど切手 (板垣 町子)
老いと病
めげずに
輝いていたい
方法は?あるある
心の力健在なり (大谷 洋子)
「優しい仲間」
老害。なんと耳障りな言葉でしょう。「今時の老人は~」と、若者からの声かしら? レッテル貼って差別化? 列挙された9項目は、どれも大なり小なり身に覚えあり、「人のふり見て~」ごもっとも!
9項目の指摘は、年齢に関係なく老若男女に言えること、長所短所は立ち位置を変えれば然り。害あれば益もあり。されど悲しいかな、老いには抗えず心身の衰えは避けられず。思い通りにいかないことが増えるばかり。
そんなシニアが集う場がシーズネット。人生いろいろ十人十色の仲間たち、生き甲斐を感じたい人、やり甲斐を求める人、それぞれが出来ることを楽しむ場「シーズネット四つの理念」を真ん中に考えたならお互い優しくなれますよね。
次回は是非是非「老益」9項目の列挙を! 楽しみにしております。 (菊地佐和子)
絶滅危惧種
里山・昆虫写真家のI氏は、「里山の絶滅危惧種は、人間の子供である」と、危機感を持っている。
絶滅危惧種とは、「絶滅の危機に瀕している生物」のことです。
現在の里山の過疎化・荒廃は著しく、北海道ではヒグマ、エゾシカが闊歩している。本州は、ツキノワグマ、二ホンジカ、イノシシ、サル等が軒先まで現れ農作物の被害が絶えない為、家の周りを防獣網で囲い、その中で暮らしている。(最近は市街地にも現れる)
里山の居住者の年齢構成はほとんどが高齢者で、子供の声は聞こえない。
総務省が行った「人口動態調査」では、人口は15年連続で減少し、出生数は過去最少、死亡数は過去最多となった。このような状態が50年続くと、人口は約6割に減少し(内1割が外国人)日本人が「絶滅危惧種」となりかねない。
人口は東京に集中するが昨年の東京の出生率は、0.99と全国最低である。まさに、東京は他地域の人口を吸収する「ブラックホール」である。
高齢者よ長生きして「絶滅危惧種」化を少しでも遅らせよう。 (沖野 孝)

曽我 隆二