NPO法人シーズネット理事長 奥田 龍人
まあ、タイトルからわかると思いますが、北島三郎の名曲「まつり」をパクっています。北島三郎の「まつり」は「祭りだ、祭りだ、祭りだ、豊年まつり」となるのですが、もちろん9月12日(木)に開催するシーズネット祭りに置き換えました。豊年とは秋の収穫を祝うものですから、時期的にもピッタリかと思います。会場はいつものとおりエルプラザ3階大ホールです。そしてなんと今年は入場無料です!
シーズネット祭りは、振り返ると2008(平成20)年に初めて開催されまして、はじめは日頃から開催しているサークルの活動内容を他の会員にも知ってもらいたい、そして興味ある人のサークルへの参加を呼び掛けたい、というものでした。実際に開催してみると、ステージに立って皆さんにパフォーマンスを観ていただくという経験や、サークル活動で作成した作品を展示するということが、サークルの参加者にとっていわばハレの舞台となるというとても良い刺激となって、それからずっと継続してきたところです。推進会議(サークルの代表者の月例会議)の皆さんが中心となって、企画から当日の準備までチームワークを発揮して運営してきました。一般市民の方にも呼びかけ、市民の参加も少しづつ増えてきて、祭りを観に来た方がそれをきっかけとしてサークルに入るということも少なからずあったと聞いています。また、「サロンこのはな」もずっと参加しており、このはなで作成した様々なグッズの販売も行ってきました。祭りの会場で私が何年か前にこのはなから購入した刺しゅう入りペンケースは今でも現役で使用しています。
しかし、2019年に発生した新型コロナ感染症の関係で2020年から2022年まで3年間開催を見送ることとなったのは苦い思い出です。新型コロナが5類になった昨年にようやく復活できました。
昨年は、会場に展示や相談ブースなど様々なコーナーを設けましたが、その分ステージ下のフロアが狭くなりサークル発表に使いづらかったという反省があり、今年は例年通り、フロア前面を使用して発表できるようにしましたので、広いスペースが必要なステップ&ステップとか大人数の合唱団などのパフォーマンスに期待したいところです。皆様のご来場をお待ちしています(詳細は別添チラシをご参照ください)。
また、9月21日(土)には、同じくエルプラザ大ホールで「地域支え合いサミット2024」が開催されます。北海道住宅管理公社の主催ですが、企画段階からシーズネットが協力しているイベントで、市内で活躍する多くのサロンがブースを設けたり、様々な相談ブースや健康チェックなど行います。このイベントも2014年に「団地サミット」としてスタートしたもので、団地の支え合いの実例を発表していただき他の団地にも普及するという目的から始めましたが、団地でサロンに取組んでいる事例が多くあり、サロンの活動発表なども行ってきました。ですから、地域支え合いサミットはサロンのハレの場でもあります。サロンにとって、自分たちの活動を市民に知ってもらう貴重な機会ですので、参加されるサロンの皆さんも張り切っています。こちらにもご来場くだされば幸いです。