冷たき雨の後の静けさ雲晴れて
ふいに切り立つ大雪連邦 (本田 征子)
暗い夜と明るい夜がある星の上を
宇宙ステーションは回り続ける (小西 和子)
書に遺る父のくせ字のあたたかさ
ギガ数を増やし進化の好奇心 (田村ノブ子)
シンプルに生きる生き方若い水
やがて舞う羽繕いする胸算用 (浜 正吉)
『人生諦めが肝心』
高校の卒業式での
PTA会長のビックリ名言
今、しみじみと
分かる年齢になりました (ひろ)
2023年は「国際ミレット年」
私は知りませんでしたが、ミレットは雑穀の事を言うようです。
雑穀は、やせた土地や乾燥した地域でも栽培が可能な事から気候変動、食料安全保障に対応できる食物として雑穀への理解を高め持続可能な生産を奨励する為に、インド政府が「国際ミレット年」を、2020年9月、第75回国連総会に提案し、承認され「国連食料農業機関」(FAO)が2023年を「国際ミレット年」と定めたそうです。
雑穀生産量日本一は岩手県、他に北海道、長野県などで栽培されているそうです。
農水省が規定する除草剤、農薬が無く手で雑草を取る栽培等で手間が掛かるようです。
日本雑穀協会では日本人が主食(白米)意外に食している穀物の総称を雑穀と定義しているそうです。「古事記」「日本書紀」にも登場し雑穀は古くから食されてきまして、年配の方では美味しくないと思って居る人もいるかもしれませんが、精白方法、流通も進歩して美味しく成って居ます。
雑穀は栄養面が優れ、食物繊維が豊富で一粒にミネラルやビタミン、亜鉛鉄など何種類もの栄養素、ポリフノールなど多くの機能性が入っているそうです。亜鉛、鉄をサプリメントで摂取する人がいるかも知れませんが、雑穀なら現代人に不足しがちな食物線維やミネラルを摂取出来ます。
皆さんも既に実施していますでしょうが、我が家でも食事には十五雑穀、押し麦、黒米など取り入れています。まだな方はどうぞお試しては如何でしょうか。 (山内 進)
木槿咲く昭和新山かけ登る
日照雨ほどよき湿り涼新た (川口昭治)
盆踊りひびく足音鈴の音
緑陰や猛暑続きの夕涼み (渡辺セツ子)
届いた絵ハガキ
瑠璃色の海
遠い日の思い出が
風に乗って
伝えに来る (山本満里子)
札幌に
根を張りたいと願って
今、雑草の一株となり
小さな花を
咲かせています (高山久子)
頑張れ ニッポン女子
頑張れニッポン男子という言葉は昔からよく聞いていますが、ニッポン女子は少ないようです。
戦後78年過ぎていますが、各国の男女平等度を示す2023年度版「ジェンダーギャップ指数」は日本は総合ランキング146ヵ国中125位。先進7ヵ国で当然最下位です。
特に議員や閣僚級ポストに占める女性の比率が依然として低く政治分野は138位、労働参加率や賃金の男女格差などを反映している経済分野も123位と低い。
私は北海道新聞の「読者の声」や「いずみ」での市民のいろんな声、考え方を興味深く読んでいます。
先日「読者の声」の7月の累計結果が出ていて、投稿726本の内106本掲載とのことでした。その内男性497本、女性220本 (90歳以下) と圧倒的に男性が多い件数でした。ところがビックリ!! 若い人に限っては(10代~50代)は、女性79本、男性63本と嬉しい発見でした。
日本はもっと女性が発言や意見を出せるようにし、そして責任も取るようにしないと良い国にはなりません。昔と違って近年の大学卒業者は男性より女性の方が多いはずです。ウソや汚職や忖度、東京オリンビック等々男性だけに任せておれません。頑張れニッポン女子 ! 頑張れシーズネット女性陣 !! (ひろピー)
私の居場所
今年82歳になりました。18年程前、”シニアライフ・アドバイザー”という資格を手に入れたく、1年間の通信教育と札幌での小論文提出がありました。札幌での会で、特別講師として前理事長の岩見さんの終了講演がありました。その折に「シーズネット」の存在を知りました。翌日早速入会の手続きに伺い、それから18年余りが過ぎました。
私は定年後の自分の居場所探しをしていましたが、岩見さんとの出会いで老後の生き方を恵まれた環境の中で過ごすことができ、岩見さんとの出会いに心から感謝しています。
この間、絵手紙、初級川柳等3つの教室をやらせて戴き、また、多様な会、行事に参加する、多くの方々との出会いがあり、シーズネットあっての素晴らしい18年余りでした。
18年余りの日々に感謝し、この後もお世話になります。宜しくご指導をお願い致します。 (浜 正吉)
澤田 信子